暑さ寒さも彼岸まで、急に涼しくなりました。季節は正直です。練習の方も汗を拭き拭きはなくなり呼吸も楽になりました。これから1ヶ月が1番過ごしやすいのかも知れません。練習の方も種目練習等気持ち良く取り組んでいました。今週24日(日)からアジア大会が始まります。アジアはレベルが高く特に中東の国々はアフリカの優秀選手を帰化させて出場するので世界レベルの種目も数多くあります。今日は中長距離は平成国際大記録会に出かけました。それぞれ自己新を目指しています。東北新人大会までは前日出発まで5日となりました。一人でも多くの入賞者を出したいと思います。17時半に練習終了しますが、その頃は競技場も暗くなります。まだ紅葉は栗子峠も見られませんが、時の流れが早く感じます。明日は9時から市営陸上競技場で練習します。明日は秋分の日です。午後から墓参りに行きます。
「ビリ哲学」その4
どうしたら強くなれますか、選手からの質問にどう答えていいのかわからない人は多いものです。「陸上競技を好きになる事です」が答えです。昔から、好きこそものの上手なり、と言う格言に近いような言葉があります。無理やり競技をやらされたら、たとえ能力が高くてもすぐに壁に当たり、意欲をなくしてやがて消えていきます。自分に対して、勝つ喜びを感じ、向上を嬉しい思い、負けた悔しさを知り、その中から意欲や努力も生まれて来ます。感動を知れば次への目標も生まれて来ます。その中で大きいのが親の応援と指導者の役割です。熱心な指導者に当たればラツキーです。学校の先生方は働き方改革等で指導現場に来るのが大変になりました。只、それでも強い学校は強い。中学、高校、に多いのですが、毎日グランドに行く指導者の学校は選手が強くなるし、週1、2回しか来ない学校は特別能力の高い選手は別としてどんどん向上させる事は難しいと思います。指導者にも情熱があるかどうかで決まるような気がします。技術指導が上手いとか、陸上を良く知っている、だけで選手を強くすることは無理です。本気で強くなりたい、本気で強くしたい、その情熱があるだけで選手は向上して行く、50年近い指導者として強化の一番の要因は選手と指導者の心❤️。その情熱が消えたら私も去るつもりです。「ビリ哲学」続きはまだまだあります。いつまでもビリではない選手達を大切にしていきます。