興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

いつからカロテンに?

2008-09-03 | チラッと世相観察
カロチンのことをカロテンというようになった。ニンジンなどに多く含まれているあのカロチンである。

「カロテン?」
テレビで聞いて「おやっ」と思い、ネットで調べてみると、もともと学術用語ではカロテンといい、それが数年前から一般にも使われてきているとのこと。
(写真はパック入り野菜ジュースの成分表示)

そこで思い出すのが気圧の単位、ヘクトパスカルである。昔はミリバールといった。それが突然ヘクトパスカルに変わったのである。(1992年から)

このヘクトパスカル、天気予報などでくり返し聞くせいか、今ではすっかり定着している。
子供たちはもうミリバールなど知らないであろう。

わたしが小さいころから慣れ親しんできた「カロチン」も、いずれ忘れ去られる運命にあるのだろうか。

「カロテンとは 俺のことかと カロチン言い」(字余り)
カロチンの立場はどうなるんだあ~っ!!