興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

好評児童書「妖怪道中膝栗毛シリーズ」第3弾発売!

2012-06-04 | 時には芸術気分

大好評の創作童話 「妖怪道中膝栗毛シリーズ」 の新刊です。

道中膝栗毛  旅はみちづれ 地獄ツアー
 (三田村信行・作 十々夜(ととや)・絵 あかね書房・刊)

妖怪の頭領・山ン本 (さんもと) 五郎左衛門を追って、江戸時代にタイムスリップした小6の蒼一、夏実、信夫三人の、京に向けた東海道の旅は続きます。

今回三人は、浜松の宿で 「運び屋妖怪・黒ぶとん」 につかまり、地獄の入口、三途の川まで運ばれてしまいます。
そこにいたのは 「妖怪・奪衣婆(だつえば)」。 三途の川のほとりにいて、死んだ人の着物をはぎ取る鬼婆です。

亡者として閻魔大王のところに連れていかれそうになった三人。 はたしてその運命や、いかに?


作者の筆はますます快調。 登場するキャラクターたちが生き生きと活躍し、宿場町や街道筋の様子も目に見えるようです。

シリーズ三巻目ながら、各巻それぞれで完結。 どの巻から読み始めても大丈夫です。
小学校中学年から大人まで。 お薦めします。

http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/369185323b8dc230df2135f85a08e949