興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

新緑とせせらぎ

2012-06-10 | 散歩、時々旅


今日の散歩は遠出をして、平林寺脇の 野火止用水 まで行ってきました。

野火止用水は江戸時代初期、松平伊豆守信綱の命を受けた家臣の安松金右衛門によって開削されたものです。
玉川上水から分水し、新河岸川までの約二十五キロおよぶ大工事だったとのことです。

三百年余りの長きにわたって、東京の都下から埼玉県の南部を広く潤してきたのですね。







                             

昭和三十年代以降、周辺の人口増により汚濁も進みましたが、その後清流復活の事業が進み、遊歩道も整備され、この辺りは緑深い格好の散歩コースになっています。

 

 





平林寺

ここの広い境内林は、武蔵野の風情を昔のままとどめる貴重な雑木林として、国の天然記念物に指定されています。










      

      入山料は500円。 今日は中に入らずに外からパチリ。

      緑がきれいです。

      
      青い日傘を差した人が、本堂をお参りしています。

 

 




      

      平林寺の今日の教えは、

      「人間とは いいわけをする 動物である

      だから言い訳してもいいんだョ、ということではもちろんないですね。 (アタリマエダ)

      そういう自分の弱さを自覚して、言い訳をしなくてすむように厳しく自分を律していきなさい
      という教えでしょう。

           肝に銘じておこう。

 

 







平林寺前の茶店で一休み。

久しぶりにトコロテンをいただきました。