興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

冷酒か常温か、はたまた燗か

2016-09-11 | 美酒・美味探訪

先日テレビで 「太田和彦 ふらり旅 いい酒いい肴」(BS11) という番組を見ていたら、居酒屋通の太田和彦さんが、日本橋の居酒屋で冷酒を錫のぐい飲みに注いでもらって、美味しそうに飲んでいました。

暑い夏には、これは最高でしょう。

しかも錫は、冷たい酒は冷たいままに、温かい酒は温かいままに保ち、ぐい飲み、盃としては最高の素材です。

錫のぐい飲みならわたしも持っているので、家で早速やってみました。

酒をお銚子に入れ、口にラップをし、昼過ぎから冷蔵庫で冷やしておき、錫のぐい飲みは冷凍庫で冷やしておいて、夕方広げたのが上の光景です。

酒は新潟、津川の銘酒、麒麟山の純米酒。 美味しくないわけがありません。

冷やしておいたのは一合だけだったので、飲み切って、足りないので、常温の麒麟山をそのままぐい飲みに注いで飲んでみました。

これはわたしだけの感覚かもしれませんが、なんと常温のほうが美味しいではありませんか。
味によりふくらみがでます。 (麒麟山純米酒の特性かもしれません)

次回は 「燗」 で飲んでみなければ・・・。

このところやや涼しくなり、いよいよ燗酒の季節を迎えますね。 いい季節です。