‘小さなご飯茶碗’ を、ネット通販で購入した。(上の写真左)
砥部焼のご飯用茶碗である。
実は一年ほど前までも、砥部焼の小さめの茶碗を使っていたのだが、うっかり手をすべらせ割ってしまったのだ。
砥部焼の茶碗は肉厚で、熱々のご飯をよそっても熱が指先まで伝わりにくく、そこが気に入っていた。
池袋のデパートなどでも、砥部焼の食器は常時置かれてなく、すぐに買い替えるというわけにいかなかった。
しかし、4月を迎えた今も ‘年末・年始太り’ がなかなか解消しないので、今回思い切って通販を利用してみたのだ。
「なに、それ。ぐい飲み?」
というのが、この茶碗をわたしが梱包から取り出したときの、家内の第一声だった。
わたし自身もすぐ、これが以前持っていたものより、さらに一まわり小さいものであることに気がついた。
(失敗したな。こういうのはやっぱり見て買わなきゃな)
と思ったが、ダイエット用に買ったので、むしろこれでよかったのではと思い直した。
実際に使ってみると、入るご飯の量はヘラ(しゃもじ)に軽く一杯半ほど。おかずの量にもよるだろうが、これではとうてい食いしん坊なわたしのスキッ腹を満たすことはできない。
ついお代わりをして、結局食べる量が増えてしまうのか、それともこの小碗に慣れて、ダイエット効果が表れるのか、わたしは今、試されている。
2017.4.22
*上の写真の徳利は普通の一合徳利。徳利・猪口とも砥部焼。下の写真の丼ぶり茶碗は、一般的な普通の大きさ。