オダマキです。
これもわが家の庭に咲いた花。キンポウゲ科の多年草だそうです。
触覚を伸ばした昆虫のような、アンテナを伸ばした人工衛星のような花です。
周囲の何を感知し、受信または送信しているのでしょうか。
全体はこんな風になっています。
てっぺんに朝日があたり始めました。
ところで、淡路町の蕎麦屋「神田まつや」に、「小田巻むし」というのがあるのを思い出しました。
まだ食べたことはありません。
デジタル大辞泉を見ると、「苧環蒸し」または「小田巻蒸し」という漢字をあて、「うどんを入れた茶碗蒸し」とあります。
花のオダマキにも「苧環」という漢字をあてているようです。
苧環には「麻糸を空洞の玉のように巻いたもの」という意味もあり、花もうどんも、その形状からついた名前でしょうか。
神田まつやに行って、さっそく調べてみねば・・・。
*以下、2017.5.1 追加
一夜明けたオダマキ。
開いた花が増え、昆虫でもなく人工衛星でもなく、イルカの群れが元気に泳いでいるような、いきいきとした生命力を感じさせてくれます。
春、今たけなわです。