10日ほど前、関越道が豪雪でストップした日あたりから、関東もぐっと冷え込んできた。
しかしその日もそれ以降も、ここ関東南部ではキリッとした寒さはあるものの、上の写真のような雪の無い晴天の日々が続いている。
小さいころ、新潟の雪深い町の、どんよりした雪雲(ゆきぐも)の下で育ったわたしは、故郷を離れて数十年経った今も、カラリと晴れ上がった青空と「冬」とが、すぐには結びつかない。
国内にあっても、いつまでもストレンジャー(よそ者)気分である。
きのう見た富士山。
雲にかすんで、少し青っぽく見えていた。
「人間到る所青山(せいざん)あり」と言うではないか。(意味違)