テフタンメンです。
と言っても知らない人も多いことでしょう。わたしも知りませんでした。
先週末、朝霞まで所用で行った折、お昼に、中華料理「あづま家」で食べた麺です。
お店の前に「朝霞で生まれたテフタンメン」と書かれたスタンド看板があって、興味を引かれたので入ってみました。
現物は、野菜たっぷりの上に、溶き卵をかけまわしたピリ辛麺でした。
担々麺のようでもあり、味噌味(のようだが分からない)のタンメンのようでもあり、辛味に卵のマイルドさが加わったユニークな味。
ボリュームがあって、全部食べ切れるかなと思ったのですが、けっこう美味しく、全部食べてしまいました。
わたしはタンメンに「テフ」が付いたものと思い、お店の人に「テフって何ですか?」と聞いてみました。
すると、亡くなった先代が自分で考え、作り始めたもので、今となっては分からないとの返事。
でも今は「あづま家」の看板メニューとなり、ネットで見ると朝霞市商工会選定の「あさかの逸品」にも選ばれているようです。
そこで、その「あさかの逸品」のサイトを見ると、なんと、お店の書いたテフタンメンの説明があるではありませんか。
以下要点を引用しておきます。
「1970年から親しまれてきた当店のオリジナルメニュー。韓国料理のテグタン スープをベースに、たっぷりの野菜とふわふわ卵でおいしく仕上げてあります。」
つまり、「テフ + タンメン」ではなく、「テグタン + 麺」で、韓国料理を加味した ‘中・韓友好’ の料理でもあったのですね。
ちなみに「テグタン スープ」とは、テグ(대구)はマダラ(真鱈)、タン(탕<湯>)はスープの意で、「真鱈のスープ」のこと。トウガラシをベースにした辛味のスープ。(わたしはまだ食べたことがありません)
ユニークな麺料理でがんばっている「あづま家」。機会があればまた行ってみようと思います。
ご紹介まで。