福島県中通りへの旅2日目は、まず「道の駅はなわ」に寄ってお土産などを買い、鮫川村村民保養施設「さぎり荘」に向かいました。
村営の温泉施設です。(上の写真)
2日目もきれいに晴れ上がり、紅葉した楓と青空の対比がことのほかきれい。
窓の外の青空と木々の緑を眺めながら、ゆっくり ‘朝湯’ に入りました。
「黙浴」の貼り紙が、館内のあちこちにありました。初めて知った(見た)言葉です。
「黙食」「リモート」「おうち飲み」もそうですが、コロナ禍で生まれた新語を集めてみるのもおもしろいかもしれません。
これは中島村の「汗かき地蔵」。
座像で、高さが2メートル近くもある堂々とした石地蔵です。
なぜ「汗かき地蔵」と呼ばれているかというと、昔から事変など何か良くないことが起こりそうなとき、このお地蔵さまは五体から汗をふき出し、それを人々に知らせてくれたからだそうです。
この言い伝えが「奥州汗かき地蔵」として広く知られ、江戸時代までは参詣人が群れをなしたと、そばの説明板に書いてありました。
昼は石川町の「マルコーラーメン」へ。
まず出汁をとったあとの味付けされた鳥ガラが一皿、サービスで出され、そのあとに出てきたのが店名にもなっているこのマルコーラーメンです。
盛りだくさんのチャーシューにワンタン、薄切り餅、ゆで卵にシナチクと、具がふんだんに入った ‘全部盛り’ ラーメン。
美味しくて、息継ぐ間もなく ‘全部食べ’ してしまいました。
このあと上の写真の川辺八幡神社(玉川村)など、地元の古くからの神社をいくつかまわり、帰路につきました。
古殿町の豊国酒造で買った「純米酒 超」。飲むのが楽しみです。
今年の福島旅行は最高の天気に恵まれ、例年にもまして楽しく充実した旅となりました。
写真協力:Y.T.氏