興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

自分の道を一途に

2022-03-05 | 季節の移ろい

ウオーキングでよく歩く土手道の、対岸の道。

ここは人がほとんど通らないので、人が歩いたところだけ草がすり切れて、ほそくて長い一本道になっている。

山のケモノ道ならぬ、里の ‘ヒト道’。ずっと先まで真っすぐに続いている。

 道は一本
 単純で
 まッ直ぐがいい

と相田みつをさんが詩に書いている。きっと、こんな道のことであろう。(意味違)

相田さんは、このあと、

 何かを欲しがると
 欲しがったところが
 曲がる

と続けている。

わたしなりに解釈すると、これは
「あれこれ欲を出さず、たとえささやかでも自分の道を一途に歩みなさい。みずからがなさねばならないことを、ひたすら集中してやりなさい」
という教えであろう。

欲が深く集中力に欠ける、まさにわたしのための言葉。

 

 

 

   

途中で出合った白鷺。
コサギにしては大きい。ダイサギだろうか。ネットで調べても分からない。

そうこうしているうち、逃げられてしまった。

 

 

 

   

きょう5日は、二十四節気の一つ、啓蟄(冬ごもりの虫が地中からはい出るころ)

開花が遅かったわが家の梅も、きのうぐらいからようやくほころび始めた。(去年は今ごろもう散り始めていたのに)

午後になって風が強まり、気象庁から「関東地方で春一番が吹いた」との発表があった。
統計開始以来最も早い観測だった昨年2月4日にくらべると、約1か月遅い発表とのこと。

寒かった冬も、いよいよ終わりである。



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