興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

人間の味と年輪

2023-10-15 | 散歩、時々旅

先週末、新潟県の弥彦まで一泊で行ってきた。母校の同期会に出席のためである。

宿は弥彦神社のすぐ前にある「四季の宿 みのや」。荷物を置いて、さっそく弥彦神社をお参りした。
弥彦に来たら新潟県出身者としては、まず何をおいてもここ越後一宮弥彦神社を参らねばなるまい。

弥彦神社参拝は10年ぶりである。拝殿に向かい、拝みながらこの10年いろいろなことがあったが、なんとか無事に過ごせたことを感謝し、これからの健康も祈念した。

今回集まった面々は12人、数十年ぶりに会う人もいて、「どこのおじいさん方だろう」と思わないでもなかったが、それを言ったらブーメランはこちらに戻ってくる。

人生の喜びも悲しみも、苦しみもたくさん味わってきたにちがいない友人たちは、人間の味と年輪を、容貌にも人柄にも刻みこんできたのである。

そんな仲間が笑顔で再会できた今回の同期会、この上なく楽しかった。

 

 


   

翌朝、露天風呂から見た弥彦山。紅葉が始まった山に朝日があたってほんとうにきれい。






   

前日から天候に恵まれ、秋の爽やかな風が通り過ぎていく。朝風呂の楽しみ、ここに極まれり、である。

ここ「みのや」さん、料理も美味しく、たいへんいい宿だった。

 

 


   

帰路、新幹線で飲もうと、東三条の駅で買ったビールとつまみ。

NHKのテレビ番組「呑み鉄本線日本旅」に出てくる六角精児の向こうを張って、「呑み鉄本線上越新幹線旅」をやってきた。

写真の「風味爽快ニシテ」は「新潟限定ビイル」とのこと。サッポロビールの生みの親は、新潟県人(中川清兵衛)なのだそうだ。
新潟県出身者としてはうれしいではないか。

 

 


   

今回の旅で買ってきたお土産は金物の町、三条市で作られた包丁と弥彦酒造の「泉流 弥彦」(普通酒)

包丁は燕三条駅近くの燕三条地場産センターで、泉流 弥彦はみのやの向かいの酒屋「やよい」で買った。

同期会の思い出にひたりながら、ゆっくり飲むことにしよう。



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