先週末、新潟県の弥彦まで一泊で行ってきた。母校の同期会に出席のためである。
宿は弥彦神社のすぐ前にある「四季の宿 みのや」。荷物を置いて、さっそく弥彦神社をお参りした。
弥彦に来たら新潟県出身者としては、まず何をおいてもここ越後一宮弥彦神社を参らねばなるまい。
弥彦神社参拝は10年ぶりである。拝殿に向かい、拝みながらこの10年いろいろなことがあったが、なんとか無事に過ごせたことを感謝し、これからの健康も祈念した。
今回集まった面々は12人、数十年ぶりに会う人もいて、「どこのおじいさん方だろう」と思わないでもなかったが、それを言ったらブーメランはこちらに戻ってくる。
人生の喜びも悲しみも、苦しみもたくさん味わってきたにちがいない友人たちは、人間の味と年輪を、容貌にも人柄にも刻みこんできたのである。
そんな仲間が笑顔で再会できた今回の同期会、この上なく楽しかった。
翌朝、露天風呂から見た弥彦山。紅葉が始まった山に朝日があたってほんとうにきれい。
前日から天候に恵まれ、秋の爽やかな風が通り過ぎていく。朝風呂の楽しみ、ここに極まれり、である。
ここ「みのや」さん、料理も美味しく、たいへんいい宿だった。
帰路、新幹線で飲もうと、東三条の駅で買ったビールとつまみ。
NHKのテレビ番組「呑み鉄本線日本旅」に出てくる六角精児の向こうを張って、「呑み鉄本線上越新幹線旅」をやってきた。
写真の「風味爽快ニシテ」は「新潟限定ビイル」とのこと。サッポロビールの生みの親は、新潟県人(中川清兵衛)なのだそうだ。
新潟県出身者としてはうれしいではないか。
今回の旅で買ってきたお土産は金物の町、三条市で作られた包丁と弥彦酒造の「泉流 弥彦」(普通酒)。
包丁は燕三条駅近くの燕三条地場産センターで、泉流 弥彦はみのやの向かいの酒屋「やよい」で買った。
同期会の思い出にひたりながら、ゆっくり飲むことにしよう。