上の写真を見て、「何? これ」 と思う人は少なくないかもしれない。
いちごをパックンとくわえた ‘いちごパックンかいじゅう’ ではない。
「いちご大福」である。
朝霞市の和菓子店「ほそや」のいちご大福。
実はわたしは、いちご大福というものを食べるのが今回初めてなので、一般的ないちご大福がどんな形をしているのか分からないのだが、2カ月ほど前に食べたこの店の「シャインマスカット大福」とは、ほぼ同じ形状であった。*
味もシャインマスカット大福と同様に、中にいんげん豆の白餡が入っていて、ムシャムシャ食べると、餡の甘み、いちごの酸味と香りとしっとり感、外皮の餅の柔らかさが口の中で混然一体に・・。
そのハーモニーを味わっているうちに、一口大のいちご大福はあっというまにのどの奥に消えてしまった。
原材料名表示を見ると、シャインマスカットのときはたしか「いんげん豆」とあったのが、今回は「手亡」と表示されていた。
手亡(てぼう)とは、知らない言葉だったので辞書で調べてみた。
するとデジタル大辞泉には、「インゲンマメの一品種。豆は白色で、白あんなどにする。」という説明があった。
インゲン豆と一口に言っても、いろいろな品種があるようだ。
「和菓子店ほそや」でシャインマスカットは「インゲン豆」、いちごは「手亡」と表示しているのは、違う品種のものを使っているからかもしれない。
こんどお店に行く機会があったら、ちょっと聞いてみようかとも思う。(ほかに客がいなければ)
それともう一つの問題意識は、「いちご大福」は一般的にどんな形をしているのか、である。
これについては他の店もいろいろ探索し、実際に購入してみなければ容易には分からない。店頭で観察し、そのままプイと店を出てしまうわけにもいかないではないか。(実は食べてみたい)
カネと時間がかかるなぁ。