先日、テレビ東京の「モーニングサテライト」という朝の番組で、タレントのパックン(Patrick Harlan氏)が、 ‘無駄遣いをなくす法’ を語っていた。
たいへんおもしろいと思ったので、ここに紹介しておきたい。
“パックンの節約術”
① 出費内容を把握する
② 計画性をもって買い物をする
③ 5分待つ(衝動買いをなくすために商品の前で)
④ 現金を使う
⑤(買わないで済ますという)少しの我慢を習慣にする
わたしがとくにおもしろいと思ったのは、④の「現金を使う」である。
パックンの話は、アメリカ人の「衝動買い」や「成功を “もの” で見せたがる」性向に加え、アメリカ社会の「キャッシュレス化の広がり」を前提にしていた。
日本でも、クレジットカードとは別の、スマホで簡便に決済できる「○○Pay」といった新しいキャッシュレスシステムが、昨今テレビCMでも喧伝されているので、決して他人事ではないかもしれない。
現金に直接触れないことによって、「お金を使う」ことの ‘現実感’ が薄れたり、出費内容の把握がおろそかになったりするのは、わたしを含めた庶民にとっては問題であろうと思う。
気をつけよう。
パックンは話の最後に、こんな言葉を紹介していた。
A penny saved is a penny earned.(1ペニーの節約は1ペニーを稼ぐこと)
*写真はムクゲの花。本記事と関係ありません。