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紙の手さげ袋で チリ箱(ゴミ箱)を作りました。
これを長く使おうというわけではありません。すぐに汚れてきたり、ヘナヘナになったりしますから、そうなったらチリ箱ごと捨てようというわけです。
なぜ紙製チリ箱を作ったかというと、昔から使っていた竹編みのチリ箱と籐製のチリ箱が、こわれてしまったからです。
書斎で使っていた細長い竹編みのチリ箱(左)など、わたしがまちがって倒し、踏んでしまったのです。
今、こういう籐や竹で作ったチリ箱は、商店街などでは売っているところがなくなってしまいましたね。
ホームセンターを2~3か所見てみましたが、ありません。プラスチック製に取って代わられています。
でも、プラスチックでは通気性が悪く、湿気をふくんだゴミなどムレてしまうことでしょう。
昔ながらの荒物屋(雑貨屋)にも、たまたま前を通りかかった折に2か所ほど聞いてみましたが、置いていませんでした。
だいたい荒物屋自体がなくなってきています。(「荒物屋」という言葉も、今は知らない人が多いのではないでしょうか)
地方に旅した折などに、ザルやカゴなどの竹編み製品を見つけることがあります。チリ箱もだいたいあります。
今度そんな機会があったら、少々荷物にはなっても、買ってこようかと思います。
ところで、上の紙製チリ箱を作っていて、「イカどっくり」を思い出しました。
スルメで作ったとっくり(徳利)です。
酒を入れて、とっくりとして1~2回は使えますが、しだいにスルメが軟らかくなってきて、酒が漏ってきます。
そうなったらイカどっくりは、徳利としての役割を終えます。(ツマミになります)
いずれ、みずからもチリ箱としての役割を終える紙製チリ箱も、それに似ているとは思いませんか?
イカどっくりも普通の商店街には売っていません。海辺の観光地などにはありそうですが・・・。
今度見つけたら、買ってこよう。