prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ハイ・ライズ」

2018年03月06日 | 映画
J・G・バラードは自ら「言葉で画を描く」作家と称していたりするのでヴィジュアル化するのはかえって難しいところがあるけれど、かなり厳密な美意識で統一された映像世界に移し替えるのには成功している。

イギリスらしい取り澄ました表面とは裏腹の野蛮さ、伝統とは裏腹の階級構造(マンションの階という形で典型的に表される)を端的に画にした。

ただその分通常のプロットの展開は滞留気味でいささかかったるい。
トム・ヒドルストンが無機的な画作りにぴったりはまっている。

「ハイ・ライズ」 公式ホームページ

「ハイ・ライズ」 - 映画.com



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