クリス・プラットやクリスチャン・ベールといったれっきとした人気スターたちがなんでもないように特にフォローなしだったり、顔がまるでわからないで出てきたりするというのは、贅沢なんだか浪費なんだか、なんだか妙な気分になる。
ブラッドリー・クーパーやヴィン・ディーゼルは声だけの出演。
世界観の設定がかなりわかりにくく、なんで癌のステージ4の人が別の世界?で神様でヒーローになるのだろう、というあたり、正直呑み込みずらい。
神が冒頭であっさり殺されてしまったり、神の集会のすごいキンキラ趣味など、一神教の神ではなくギリシャ神話の神さまみたいな存在らしいなと思った。
少し泥臭い喜劇味は監督(出演もしている)のタイカ・ワイティティの趣味か。