
今日のフォト。
ナイスキャッチ。

私は猫派だけれど、わんこも好き。













ロック(わんこの島)の予告編

ロック(わんこの島)を観て来ました。
この映画は、天皇皇后両陛下も、ご覧になった映画です。

ロックは、フジテレビの朝の情報番組、「めざましテレビ」の
人気コーナー、「きょうのわんこ」で紹介され、反響を呼んだ。
復興のシンボルともなっていた、三宅島のアイドル犬・ロックの
実話をベースに、作られました。

2000年8月に起きた、三宅島の大噴火。
この物語は、三宅島で民宿を営む、野山一家と愛犬ロックの物語です。
野山一家の1人息子・芯(土師野隆之介)が、生まれたばかりの犬を育てる。


一本気な父・松男(土師野隆之介)、サバサバした母・貴子(麻生久美子)

根っからの島の住人。
島をこの上なく愛している祖母・房子(倍賞美津子)、そして芯とロックの家族。

序盤の芯とロックの触れ合いが、もの凄くいいです。 癒しです。
芯とロックは、お互いに絆を深めて、次第にかけがえのない存在となってゆく。

幸せが大きければ大きいほど、突然の別離は悲しいもの。
島での幸せな生活が、三宅島の大噴火で一変してしまう。
この噴火は、世界でも類を見ないほど、大量の火山ガスが放出された。
8月の大噴火により、9月には、全島民が三宅島をあとに避難することになった。

避難先へは犬を連れて行けない。 犬は飼えない。
ロックは、東京都内の三宅島噴火災害動物センターに運ばれる予定だった。
ところがゲージの鍵をきちんと掛けていなかったため、ロックは脱走した。

無人島と化した島に、ロックがいる。 生存確率は、絶望的だと思われていた。
けれど奇跡的に島で生き伸びていた、瀕死の状態の犬を発見。
三宅島噴火災害動物救護センターへ運ばれた犬は、ロックだった。
芯の祈りが届いて、ロックは生き返った。

ようやく幸せな時が訪れたと思ったら、ここでまた試練が起きる。
ロックの里親の話が持ち上がる。
芯は、ロックの本当の幸せは、どうしてあげることかと考えて
ロックを手放そうと決心した。

「島に帰りたい、島に帰りたい」 家族の想いは、いつも三宅島にあった。
4年半の歳月が過ぎた。 そしてついに三宅島に戻れる日が来た。

灰まみれになった三宅島。 島への想いは強く、島を捨てきれない人々。
いつか帰れるという希望を最後まで捨てず、避難先で懸命に生きる姿。

里親に出したロックと、野山一家との再会。
果たしてロックは、芯のことを覚えているだろうか?

生まれ故郷の三宅島に戻れる日を信じて、ひたすら待ち続けた家族。
東日本大震災で被災された方々の想いと、重なります。
そして最後まで、泣かされる映画でした。
「わんこの映画は、やっぱりいいわ~」と、帰宅した私は、猫に言った。(笑)