今日のフォト。(2011年9月27日撮影)
彼岸花の傍で、ひまわりが咲いていた。
太陽に向かって、両手を広げて咲いていた。
とても感動的な出会いだった。
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全国の書店員が、今 最も売りたい本を選ぶ 「本屋大賞」に
史上初のシリーズ作品2年連続 ノミネートされた「神さまのカルテ」
現役医師が書いたデビュー小説は、瞬く間にベストセラーとなり
遂に、櫻井翔と宮崎あおいのコンビで映画化されたのです。
長野県松本の内科医として働く栗原一止(通称イチ)。
寝る間もないほどの忙しさで働きまわっている。
イチの妻、栗原榛名(通称ハル)はカメラマンだった。
激務の毎日を最愛の妻や、アパートの住人たちが疲れを癒してくれた。
ある日、大学病院から見放された末期がんの患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が入院した。
もうどうすることも出来ない安曇は、イチを頼っていた。
ずっと心に重いものを引きずっていたイチは、その患者と向き合う中で
命を救うこと、人を救うこと、医者としての在り方、人間としての在り方を
見つめ直すことになる。
イチは、信濃大学医学部付属病院の消化器内科教授
高山秀一郎(西岡徳馬)に、その実力を認められ、医局に誘われた。
でも医局のセミナーを受ける日は、安曇の誕生日で、
最後に屋上から、穂高の山並みを見せてあげようと思っていた日。
セミナーを断ったら、大学病院での高度医療を学ぶチャンスは
2度と訪れないかもしれない・・・。
結局、イチは、安曇に穂高の山を見せてあげることを選ぶ。
夏目漱石が好きなイチは、喋り方のほとんどが、文語体。
イチの妻・ハルも、とても丁寧なしゃべり方をする。
2人の会話は、落ち着いた雰囲気で、素敵だった。
医療ドラマの割には、現場での生々しいシーンは少なく
内面的な、心の部分が多く、人間味溢れる映画だった。
同じアパートの住人・学士が去るシーンは感動的だった。
学士の父が病気になり、実家に帰って農家を手伝うことに。
出発の朝、庭一面に桜吹雪が舞っていた。
赤く塗り直された太鼓橋を渡って玄関に出ると、アトリエから
玄関の床と壁一面に桜の絵が描かれていた。 門出の桜だった。
この物語は、人と人との繋がりをとても大切にしている。
それがこの物語の魅力なのだと思った。
テーマ曲「神様のカルテ」は、ピアニスト・辻井伸行さんが手がけた。
最後に、その素晴らしい曲、「神様のカルテ」をお聴きください。