
今日のフォト。
獲物を捉えた。 弱肉強食。














「ライフ いのちをつなぐ物語」を観て来ました。
陸、海、空、全ての動物たちを捉えたドキュメンタリー映画です。

製作期間6年。 総製作費35億円。
地球上の全大陸で撮影。

今、地球上には、およそ500万種類の生き物が存在し
500万通りの生き方がある。

数カ月から100年を超える動物まで、命の長さはさまざま。

生きものとは、どんなに長くても、短くても
生まれて、育って、恋をして、子を残す。

生涯の密度は、皆同じ。

「ライフ いのちをつなぐ物語」のテーマ、「いのちをつなぐ」は
つまり子孫を残すということ。

動物たちは、地球上で生き抜くために
知恵と、勇気と、愛を伝えて、命をつないでいる。

人間が、動物を相手に、気の遠くなるような忍耐強さで撮った映像は
ただただ、「凄い」の一言に尽きる。

まさか「お願い、こんな風に演技して」とも言えるものではなく
その瞬間をじっと待ちながら、映像に捉えたということに、拍手を贈りたい。

相手は動物。
中には、チ―ター、コモドオオトカゲもいる。

水中では、ミズダコ、バショウカジキ、ザトウクジラもいる。

空を見れば、ヒゲワシ、アカハシネッタイチョウもいる。

アリや、クワガタに至るまで、その生き方や、習性をレンズが捉えている。

バシリスク(トカゲ)が、水面を走る姿をスーパースローで見せてくれる。
これはどの位置から、撮ったのだろうと、素晴らしいアングルに脱帽する。

ドラマの撮影のように、NGを出して「カット、カット」と
もう一度撮り直すこともできない。 動物と向きあい、チャンスは1回しかない。

どんな動物でも、子供のために親が狩りをして育てる。
自然界では、弱肉強食。

自分を守るのは、自分しかいない。
その想像を超えた、知恵と生きざまに、感動する。

このブログでは、語り尽くせないほどの感動の場面があります。

ナレーションを松本幸四郎と松たか子父娘が担当している。
是非とも観ていただきたい、この秋の話題作です。
