
今日のフォト。
お煎餅に描かれている、文字の意味がわかりますか?
はんなり、かんにん、ちゃらんぽらん、しんどい
けったいな、いちびり、きずかいない、べっぴん
おおきに、どんならん、たんと、しんきくさい
これが大阪弁、「浪花ことば」なのです。














松虫塚と聖天山正圓寺を後に、阿倍野研究家・難波りんごさんと
NHKの泉ゆうこさんは、松虫界隈を散策です。

阪堺電車、松虫駅から少し東へ行ったところに
「はやし製菓本舗」というお店があります。

はい、ここです。 私もルポしてきました。
実は、テレビ放送された翌日の 9月13日にお店に行き、こう言いました。
「おっちゃ~ん、おっちゃんの出たはったテレビ、見たよ~」
「NHKやもん、おっちゃ~ん、凄すぎるや~ん。 おめでとう~。」

私もここの銘菓、「浪花ことばせんべい」のファンで
おみやげや、進物に使わせていただくことが多いのです。

テレビでは、こんな風に映されました。

私のルポです。

はやし製菓本舗の店主、林 数行さんです。

私もルポしました。
写真は、2006年6月27日のブログに載せた写真です。
この時、私は「浪花ことばせんべい」のエントリーを書いたのです。

テレビに戻りますが、浪花ことばせんべいは、1枚1枚手作りです。

このお煎餅は、水を一滴も使っていません。
卵と蜂蜜だけで作るお煎餅だと、2006年6月にお聞きしました。

型に入れて焼きます。

型を裏表、ひっくり返します。
全て、9月12日にテレビで放送されたものです。

そしてやわらかいうちに、浪花ことばを焼き入れます。

そうしてできたのが、大阪の銘菓、「浪花ことばせんべい」なのです。

泉ゆうこさんに、おじさんから1枚どうぞ。

この時は、まだ熱々で、おせんべいは、くねくね。
冷めてくると、パリッとしてくるのです。

難波りんごさんと、泉ゆうこさんが、おじさんのお仕事を覗いています。
もちろん、撮影もされているのです。

できたおせんべいは、大阪の名所の袋に小分けして入れられます。
大阪城、通天閣、難波橋(中之島)の獅子(ライオン)のイラストです。
そして浪花ことばが書かれた日本手ぬぐいで包装されます。

こんな手ぬぐいです。

そして上品な薄紫の和紙で包装してくれます。

私が買った浪花ことばせんべいの袋には
法善寺、大阪城、難波橋のライオン、住吉大社の太鼓橋が描かれていました。

そしてこんなにたくさんの「浪花ことば」が焼印されていました。

薄紫の和紙を剥がすと、こんな感じなのです。 素敵でしょ?
私はこれを贈って、たくさんの人に喜んでいただきました。
全国菓子博覧会にも、大阪代表として出されます。
大阪で、人気ナンバーワンの「浪花ことばせんべい」なのです。

9月13日に行った時は、遠方から来られた男性が2人
おみやげに、「浪花ことばせんべい」を買っていました。

テレビ番組の中で、盛り上がっています。
茂山宗彦さんは、浪花ことばの手ぬぐいを広げています。

9月12日は、テレビでも大々的に、放送されました。
それもそのはず。
おじさんは、NHK&民放各局からのラブコール=テレビ取材を
ずっと断り続けてきたのです。

浪花ことばせんべいを前に、NHKでもお茶の時間。

茂山宗彦さん、食べ始めました。

茂山宗彦さんが、食べたせんべいの言葉は、「どんならん」
皆さん、「どんならん」という言葉がわかりますか?
「どんならん」は、「どうしようもない」と言う意味なのです。

阪堺電車とあべの筋が、南北に延びています。
天王寺駅前→阿倍野→松虫→東天下茶屋→北畠→姫松と阿倍野区が続く。
この阪堺電車沿線の阿倍野界隈は、「歴史の散歩道」といわれるほど
歴史や、素敵なお店や、隠れ家的なスポットが、点在しているのですよ。

昨日、予告した、素敵な女性を、容量の関係でご紹介できませんでしたが
明日は、私も女性として尊敬する、素晴らしい方をご紹介しますね。
「マドンナのナイショ話」 どうか、明日もお楽しみくださいませ。
