在りし日のワールドトレードセンター。
2009年9月、ニューヨーク市警博物館にて、撮影。
崩れゆくワールドトレードセンター。
ニューヨーク市警博物館での映像写真。(2009年9月撮影)
今日のフォト。
「グランド・ゼロ」
この場所には、かつて5万人の勤務者と1日20万人の来館者のある
ニューヨーク最大のオフィス&商業ビルの、「ワールドトレードセンター」があった。
2001年9月11日、イスラム系国際テロ組織アルカイダ実行犯が
ハイジャックした民間航空機2機が、両タワーに次々に自爆突撃した。
テロリストを含む乗員・乗客・テナント・消防・警察など
あわせて2973人もの死者を出す大惨事となった。(数字はあくまでも確認された人数)
午前8時46分、アメリカン航空11便
ワールドトレードセンター、ツインタワー北棟(110階建)に突入し爆発炎上。
午前9時3分、ユナイテッド航空175便
ワールドトレードセンター、ツインタワー南棟(110階建)に突入し爆発炎上。
水平で高速で建造物に衝突したため
離着陸時の事故と違い、機体の残骸はほとんど原形をとどめなかった。
テロから3年経った2005年、
1100人分の身元が判明できないまま、確認作業を中止した。
2009年9月に撮影した「グランド・ゼロ」です。
グランド・ゼロとは、「爆心地」のことです。
「9.11」から、10年になる。
そして東日本大震災から、半年になる。
ヒロシマ、ナガサキ、ニューヨーク、フクシマは、私の中では同じ「グランド・ゼロ」
かつて「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」と叫んで来た。
焼け野原のどん底から、ヒロシマも、ナガサキも、ニューヨークも立ち直った。
人間は、前へ前へと進む生き物だ。 立ち止まらない。 だから大丈夫だ。
負けないでほしい。
「がんばろう日本、がんばろう日本」
10年の節目の今年の「9.11」
いろんな想いをして、日本人として、思うことは多々ある。