今日は、月1回ある放送大学の新垣ゼミの日だ。内容は上記新書の輪読。
終わった後、秋田大学通信教育の課題をいくつかやった。
今日は、月1回ある放送大学の新垣ゼミの日だ。内容は上記新書の輪読。
終わった後、秋田大学通信教育の課題をいくつかやった。
この作品は、ヒロインの高床式草子と草子の彼氏である根住中也の繰り広げるラブコメである。
この根住くんあまり勉強はできないようで、そもそもの二人のなれそめが、数学の課題ができずに居残りをしていた根住くんに、入試トップの草子さんが付き合って、親切に教えてくれたことだ。そして草子さんは才色兼備、おまけに巨乳。ちなみに最近Jカップになったらしい。
根住くんは、そんな草子さんにあこがれて玉砕覚悟で告白したのだが、なんとOK。そして、なぜか草子さんの方も根住くんにラブラブ。草子さんによれば、2人は遺伝子レベルで愛し合っているらしい。
なにしろ根住くんが夏休みに親戚の海の家を手伝うため車で9時間もかかるような町にいても、彼に会いたさに自転車を漕いで会いに行くくらいなのだ。しかし、今年の夏はキミと会えないと言っていた根住くんに拗ねて、水着姿を想像させてやらないと、水着部分の見えない穴だらけのTシャツを着てあらわれる。これはプレグナンツの法則により、裸を想像してしまうということらしいが、いいのか水着でなく裸の想像なら。
この草子さん、一つだけ変なところがある。それは雑学に詳しいことだ。それも主に下ネタ(笑)。この知識を補充するために、書店で18禁の本を変装してまで手に入れようとするのだ。
この草子さんの親友が貝塚あさりという少女。草子が純粋で、エロとは無縁だと信じており、根住を敵視している。実は昔、ちょっと恥ずかしいことがあり、草子さんは本気で記憶操作術を調べまくったらしい。もちろん記憶操作の対象はあさりさんだ。でも最後には誤解も解け、あさりと根住くんも仲良くなる。
とにかく読んでいると笑いの連続なのだ。組体操の練習がいつの間にか48手の練習になったり、デートの約束をしたのに根住くんが補習を受けなくならなければなったときには、100均でSMの女王さまグッズを揃えたり。エッチなものを見ると鼻血ブーとなるのは間違いであることを証明しようと、草子さんが自分のパンツを見せようとしたり。でも下ネタだらけの割には、ABC分類でいうAすら出てこない。こんな楽しい彼女がいたらいいなと思う人は多いことと思う。
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※初出は、「風竜胆の書評」です。