鬼瓦先生(通称鬼セン)は体育兼生活指導の教員だ。タイトルで4コマ版とわざわざ断っているのは、そうでない通常のものもあるからだ。そして、この4コマ版は、それらのダイジェスト版になっている。
鬼瓦先生は、強面、腕力ゴリラで、ジャージを着て、竹刀を持っている。正に昭和の体育教師そのものだ。こういった体育教員は、得てして生徒から嫌われているものだが、鬼瓦先生はなぜか生徒から好かれている。 その理由は単純明快。この鬼瓦先生。ものすごく生徒思いなのである。
絶対に生徒の言うことを疑ったりしない。どんな言い訳をされても、単純にそれを信じてしまう。例えば、生徒が髪の毛をピンクにしていても「元々」と言われれば「海外に住んだことがなくて疑うようなことを・・・」と謝ってしまうし、恐喝場面を見ても、「貧乏だから・・(略)恵んでもらってるだけでーす!」という言い訳を信じて、自分が水と電気が止められてもお金を用立てようとするのだ。そこまでされては、生徒たちは鬼センを慕わざるを得ないだろう。
そして、とっても涙もろく、直ぐ生徒に抱き着いて号泣するのである。見方によっては、とっても暑苦しい。生徒の方は、「今の時代いつか問題になりそう・・・・」と思っているようだ(笑)
私自身体育教員には、あまりいい思い出はない。しかし、本当にこんな先生いたらなあと思ってしまう。
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