曇り、28度、80%
4日間の帰国、初めてのお宅を訪ねたり、30年ぶりの友人にあったり、いつもの、実家の整理をしたり、役所に並んだり、珍しくヘトヘトで香港に戻ってきました。
家を出る前に焼いておいた、シナモンロールは、帰ったらもうありません。パンを焼かなきゃね、と思いつつ重い腰。戻って2日目の午前中、一通のmailがやってきました。「パンを焼いてください。バターと蜂蜜がたっぷり塗って食べれるパンを。」差出人は、モモと家人です。疲れている様子を慮ってか、いつでもいいです。と書き添えられていました。
いえ、ご要望とあらばと、重い腰はすっと立ちます。仕事に出る1時30分までには、ぎりぎりで焼き上げられそうです。香港に帰ってきたら、食パンを焼くつもりにしていました。家人が、帰国したとき、カメリアのひとつ上の強力粉を買ってきてくれていたのです。
この粉は、ほんとに美味しい。我が家の2斤型には、650gの強力粉を使います。半分以上使うので、失敗は禁物。2年ほど前は香港ジャスコでも、この粉は入手出来ました。今では、売られていません。焼き上がったパンをラックにのせ、おいしいパンが香る我が家を後に、急ぎ仕事に向かいました。
夕方戻ったら、まだ、パンの匂いがしました。さあ、もう一仕事。薄く切り分けます。
今回は2斤を、24枚に切りました。足元には、 切り分ける音と香りに誘われた、モモさん。パンの番人です。
モモさん、明日の朝まで待ってくださいね。