曇り、24度、84%
1997年の中国返還前の香港は、それはそれは沢山の洋食器のお店がありました。お店の奥に座っているのはイギリス人のおばさんだったりして、食器の見方や仕舞い方などいろいろ教えてもらったものです。その上、大きなセレクトショップであるレンクロフォードは、年に2回大きなバーゲンをします。随分といいものを、お安く手に入れることが出来ました。
ブルーオニオンの柄は、世界中で4社ほどが手がけているそうです。私が持っているのは。フィッチェンロイターの葉っぱの形をした3枚だけです。
3枚セットではありませんでした。でも。3枚あると何かと使い出がありそうに思い買いました。はい、予想通り実によく働いてくれます。それに、丸いお皿やオバール型の皿の中で、面白い形が目を引きます。小さいもので12センチ、一番大きいものは20センチ近くあります。ピクルスやオリーブ、ぶどうやクッキーなどと少しずつ盛ります。
元々は、中国の模様をまねたもの。それぞれの花や草には、意味があるそうです。一番面白いのは、ザクロ模様がザクロを知らないドイツの人たちにオニオンと呼ばれたことです。マイセンを初めとする、ドイツの焼き物の堅牢さは、我が家の和食器に混ざっていても、違和感なく楽しむことが出来ます。