曇り、27度、83%
「Peaches for Monsieur le Curé]ジョアンヌハリスの14冊目の新刊です。帰国の行き帰りで読み上げるつもりだったのに、昨日までかかってしまいました。ジョアンヌハリス、映画「ショコラ」の原作者です。日本でも4冊ほど翻訳書が出ています。
私がこの作者を知ったのも、「CHOCOLAT」 からです。この彼女の3冊目の本以来、12年間、新刊は出来るだけ読むようにしています。イギリス人とフランス人のハーフのこのハリスが描くのは、開放的な南フランスの香りとイギリスの堅牢さがミックスした、不思議な世界です。
「THE LOLLIPOP SHOES」、「CHOCOLAT」の続きになります。この後の2冊の新刊は、何故か買わないままでした。
「PARCHES FOR MONSIEUR LE CURé」これまた、「CHOCOLAT」の続々編です。日本では、早川から訳本が出でいるのでもお分かりのように、推理小説ではありませんが、大人のファンタジーとでも言いたくなる、ストーリーの展開です。
「THE FRENCH MARKET」この二冊は、cookbookです。
この人の本の装丁は、ハードカバーもペパーバックも全て同じ人が手がけています。こうしてずらっと並べただけでも、見応えがあります。
好きな作家は、日本海外をとわず、追いかけて読む癖があります。そんな理由で、現存の作家の新刊チェックは、怠れません。