チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

上は車道、下は歩道

2016年08月03日 | 香港

雨、雷、26度、95%

 モモさんがテクテクと散歩する様子を動画でインスタグラムにのせました。目敏い方がモモさんが歩いてる道は屋根が付いていますかと尋ねてくださいます。屋根が付いていますが屋根ではないのです。いつかこの道のことを書こうと思っていました。ほかでは見ることがあまりない道です。高架道路です。高架道路が2層になっていて、上を車が通ります。下は歩道になっています。英語ではflyover,米語ではoverpassというのだそうです。当然香港ではflyoverと呼んでいます。

  明るく街灯がついているのが歩道です。その上に車のテールランプが見えています。そして、高架ですから下には道があります。見出し写真は昼間です。赤い車が走っているのが車道、その下は昼間は暗い歩道です。そのずっと下に普通の道があります。オレンジの車が曲がると急な上り坂です。つまり、高架の車道は下りの一方通行、普通の坂道は上りの一方通行になっています。山沿いの急な坂道は幅が狭かったので生まれた高架道だと思います。

 歩道を下り方向に見ると、 上り方向に見ると、 下りはモモさん楽に歩いています。ところが上りとなるとかなりきつい傾斜です。

 我が家まで繋がる道は歩道はヒルサイドエスカレーターも含めて沢山あります。ところが車を使うとこの高架道を使うしか手立てがありません。家から車で出れば、この高架の一番上を通ります。家に帰るためには、一番下の坂道を上がります。我が家からセントラルのど真ん中に出るにはこの歩道を下って行くのが一番の近道です。つまり、この私は朝に夕にこの高架道のお世話になっています。 こんな景色を楽しみながらの散歩、車で降りるときはセントラルの高層ビルが目の前にワッと拡がります。

 ところが歩道をモモさんと歩いているときに、上に車が通っていることなんぞ考えたことがありません。上の車道を車で降りるときもこの道の下を人が歩いているかも知れないなどと考えたことがありません。遠くから2層になったこの道を見る時、変わった高架道路だなと気付きます。実は近くにお住まいの方達でもこの下の歩道の存在を知らない方が多いのです。1972年にイギリス人の寄贈で作られたflyovereです。

コメント
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