チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

一晩で体重が2キロも減ってしまいました。

2016年08月09日 | 日々のこと

曇り、28度、87%

 秋以降に考えていた我が家の予定が、随分先に延期しなくてはならないと分かったのは、ちょうど主人の誕生日の日でした。夕方に受けたその連絡、還暦の祝いのその日です。胸の中に石が詰まったように重くなりました。主人が帰宅するやその事を告げます。冷静に受け止めてくれましたが、何か手立てはないものかと模索してくれています。二人してお祝いでもありますから努めて普通に休みました。

 いつもの時間にベットに行って、コトンと寝るのはいつものことです。ところが寝付いて3時間後目が覚めました。目が覚めて、さて、予定の後ろ倒しで私がしなくてはならないことを考え始めると、頭の奥からズンズン目が覚めます。いやいや、こんな時は寝なくてはと思っても、頭の中ではいろんな事務処理のことで一杯です。仕方ないと、起きてPCのスイッチを入れて来年の旧正月の休みやら六曜やらを調べます。いつも起きる時間になりました。ベットに戻って、少しウトウトしたように思うのですが眠ったような感覚はありません。ウジウジしているのもなんです、起きて服を着替える時体重を量りました。2キロ昨日より減っています。

 私は減量する必要がない体型です。2キロ減るのは、この暑い夏のこと心配になりました。しかもたっった一晩です。祝いの膳のものはきれいに食べ上げました。美味しいドンペリもしっかり頂戴しました。その日は土曜日。家でまず片付けることの出来る事務処理をします。午前中はそんなことで動きました。昼ご飯の後、お昼寝といってベットに横になりましたが、目は閉じていても眠れません。食欲はあります。主人は、「考えてもどうにもならないよ。」と言ってくれますが、実際しなくてはならないことが山積みです。その晩も前の晩と同じく、3時間ぐらいで目が覚めたまま寝れませんでした。もちろん、こんな状況では走りには出かけません。

 土曜、日曜と丸々主人が家にいました。流石に日曜の朝、家の用事を済ませたばかりの私が「寝るから。」と告げるとびっくりした様子です。朝から横になることなんてありません。身体の調子が悪いのではありません。寝てないために頭の中がボーッとしていて、胸の中にはやるべきことが詰まっているだけです。少しコトンと寝れました。午後も少しコトンて寝ました。夜は眠たいのを我慢して、ぎりぎりでベットに行きました。3日目にしていつもの時間まで寝ることが出来ました。今朝もいつもの時間に目が覚めます。体重も戻って来ました。

 昨日、主人が電話をかけて来ました。「養命酒を買って帰るから、飲んでみなさい。」余程心配したのだと思います。香港には養命酒が売られています。小さい時母が飲んでいるのを隠れて随分頂戴しました。私は虚弱体質ではありません。冷え性でもありません。のぼせもないし、ただただ眠れなかっただけのこと、養命酒を買って来てくれても2日で飲み上げてしまいそうです。「普通のワインでいいわよ。」と電話を置きました。

 体重も戻って来ています。寝ることがこんなに大事だなんて、今更に気付きます。気持ちの踏ん切りも着いて、予定を後ろ倒しすることで新たに予定を立て始めました。

 寝なかっただけで、身体はそれに反応して危険信号を発してくれました。身体の信号に耳を傾けてひとつしかない心と身体を大事にと思います。

 

 

コメント
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