晴、24度、67%
ココさん、相変わらず元気です。我が家にやって来てそろそろ4ヶ月、生活のリズムも整いました。夜もずっと寝てくれています。1歳を越しましたから当たり前ですが、長くペットショップで暮らしていたのでココさんなりの気遣いもあったと思われます。
庭のある生活です。庭での排泄も身につきました。家にはトイレがありません。庭に面した戸は昼間は開け放たれています。自分で好きな時に出て行きお庭でチー。プーは朝夕のお散歩の時にするのが習慣です。たまに戸を締め切っていると、ココさんのソワソワした様子でおしっこだなと気付きます。いずれ、戸をガリガリして教えてくれるはずです。庭でもよく遊んでいます。庭に放逐されたおもちゃたち。
昨日はトマトを刈り込むためにカラス除けのネットを外しておきました。ココさん、大好きなトマトです。どうやって背伸びしたか、トマトを一つ自分でもいでいました。もちろん食べました。そして、夕方のプーにはトマトが出てきました。
部屋の中で遊ぶ時は何故かゴロゴロと転がって遊びます。 依然、匍匐前進も得意です。お散歩も大好きで、人にも犬にも近寄って行きます。ココさんを触ってくれる人には尻尾フリフリ、大喜びです。
そんなココさんを見ていて私はいつも心に思います。「ココさん、ごめんね。」
ずっと犬と暮らしていた私が香港に行って17年、犬とは生活できないでいました。そこにやってきたのがモモさんです。モモさんは主人も私も100%の気持ちで迎えました。そして13年間、100%のままでした。ココさんが我が家にやってきたのはそのモモさんが逝って四日目でした。思っていたよりモモさんは早く逝ってしまいました。モモさんとココさんは会わないままです。ココさんがやってきた時は家中にモモさんの匂いが残っていたと思います。
モモさんを亡くした悲しみや家の中に残る面影、正直、100%ココさんを思っているとは言えません。それなのに一日一日健気に生きてくれています。「ココさん、ごめんね。」モモさんはお兄さん、ココさんは妹と思えばいいのですが、私自身一人っ子、産んだ子供も一人です。どうも気持ちがうまくつけられません。不器用です。ココさんはおそらくどこかでそんなことを感じているはずです。
この4ヶ月、ココさんに支えてもらいました。これからも笑わせてもらったり、支えてもらうことになると思います。「ココさん、ありがとう。」ずっと一緒にいようね。