晴、23度、68%
朝晩涼しくなりました。ホームベイカリーも発酵器も持たない私はパンの発酵の仕方が様々です。室温でも十分に発酵する夏とは違い冬になると工夫します。朝早くからパン種を仕込みました。キッチンは北向きで涼しいので、デッキの日の当たるところで発酵させました。 思ったより日差しが強かったのか、ムクムクと膨れ上がります。
八月の初め、デパート地下のパン屋さんを覗きました。4つのお店のうち3つのお店に「生クリーム入り食パン」が売られています。「新しく始めました。」と書かれています。ミルクを入れて焼くことはあっても、乳脂肪の高い生クリーム入れたことがありません。美味しくなること間違いなしです。家に帰り冷蔵庫を覗くと生クリームが残っていました。残っているの全部入れてみました。丁度お盆で孫たちも帰って来ました。「お味は?美味しい?」お嫁さんが「真奈さんの焼くパンは普通のお店で買うのより重たいです。」と喜んで食べてくれます。重たい、そりゃあバターだってたっぷりです。目分量で入れますから、焼きあがるパンも毎回違います。粉と水分量だけは一定しているつもりです。好評につき、今回も生クリームを家に残っているだけ入れました。
2次発酵もデッキでしました。パンの横に座って、のんびりと風を受けます。足元にはココさんがパンの匂いにつられてお待ちかねです。お日様が発酵させてくれたプルマンローフ、食パンの焼き上がりです。 香港に戻る主人に持たせるためのパンです。切り分けると、 優しい香りがします。水分率の高い食パンですが生クリームが入ることでもっと艶やかに出来上がりました。
パンはのんびりと発酵させると美味しくなります。だんだん寒くなると、こうしてお日様の力を借りてパン作りをします。今朝の朝ごはんはココさんと一緒にこのパンです。