昨日思い立って、太平洋に面する南伊勢町へドライブに行ってきました。
(右が伊勢方向、左が熊野方向です)
上の地図の中央あたり、2本の橋で島が繋がっています。
下はその島の展望台から西南方向を向いて撮った写真です。
車で、海沿いを走ることはできません。道は山の中を登ったり下りたり、
そしていきなり海。小さな港があって、
「海苔そだ」が見られるところもありました。
海の際に倉庫や家の間を縫うように細い道がありました。
そしてまた山の中、
ぐねぐね道を、向こうから車が来ませんように、と願いながら、のろのろと走り抜けました。
大方竈、阿曽浦、道行竈、慥柄浦、贄浦、奈屋浦、
神前浦、方座浦、小方竈、栃木竈、古和浦、棚橋竈、
新桑竈、迫間浦、相賀浦、礫浦、
南伊勢町の「浦」と「竃」
「かま」と読むようですが、ご飯を炊く「おかま・釜」ではなく
「かまど」のほうの「竃」の文字になっています。
古くは製塩が盛んで、今も所々に細々と塩を作っている所がありました。
次回行ったらぜひその塩を買ってみたい。そしておかゆを焚いてその塩を入れて食べてみたい。
東北地方では「釜」が付く地名は津波由来の所が多いと聞いたことがあります。
「竃」の方は製塩由来だそうですが、
リアス式のこの地形は、津波も関係しているかもしれません。
河津桜が満開でした。
ここは20年くらい前に一人の地元のおじいさんが植えたそうです。
写真の上の方の桜が密集している辺りに、こんな立札が立っていました。
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