マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

485系「あいづ」:総集編 クロ481

2008-07-05 01:05:58 | 特急型電車(交直流・交流)
こんばんわ。
今日はメチャクチャ蒸し暑かったですね。エアコンの掃除をしていなくて、天然の中に住んでいる我家では、そりゃもう苦痛以外の何モノでもありません。

さて、今日は今までアップしたこと無かったと思うんですが、東北本線・磐越西線の特急「あいづ」のうち、クロ481が写っている画像をアップしたいと思います。

「あいづ」と言えば、上野~会津若松を結ぶ唯一の特急列車のイメージがありますが、特急列車としての起源を辿ると、昭和40年に誕生したキハ82系「やまばと」がルーツです。上野~郡山間は山形行きの編成と併結した多層建て特急でした。
昭和43年10月のダイヤ改正により会津「やまばと」を単独化・電車化し、ここに電車特急「あいづ」が誕生します。

高度成長期、特急列車の需要が増大する中で、東北特急は12両又は13両編成の列車が台頭していましたが、「あいづ」だけは磐越西線内の線路有効長の関係で9両編成に抑えられていたため、食堂車を連結する関係からグリーン車は上野方編成端にクロ481を連結することになりました。
この編成は、東北特急から食堂車が廃止されるまで維持され、東北特急唯一の貴重な存在となっていました。



昭和51年頃 撮影地不詳 上り「あいづ」

多分、私の人生の中で初めてキレイに撮れた写真。この写真の出来上がりを見たとき『なんてキレイな写真なんだ』と思ったくらいでした。じいさんから借りた一眼レフじゃない完全マニュアルカメラ。露出計も付いていないので全て勘を頼りに撮っていました。



昭和52年頃 東北本線 尾久~赤羽間にて 下り「あいづ」

赤羽駅が高架化される前、赤羽駅よりやや離れた上野寄りにクルマが通れない小さい踏切がありました。ここは東北本線と赤羽線が独立して遮断機が設置されていたため、堂々と間近で列車の写真を撮ることができました。



昭和53年 東北本線 蕨~西川口間にて 上り「あいづ」

当時の常連アングル。リバーサルからスキャニングしました。順光で適正露出が来たため、真っ青な空が写りこみました。おそらく冬。昭和53年初頭の頃でしょう。 



昭和54年3月 西日暮里駅から 下り「あいづ」

昔の有名撮影地。私はこの頃望遠レンズも持っていなかったので、あまり行った記憶がありません。lineさんやシービーさんは常連だったみたいです。今では東北新幹線に邪魔されて、おそらく屋根くらいしか見えないのではないでしょうか。



昭和56年1月5日 東北本線 白坂駅付近にて 下り「あいづ」

唯一雪の中で撮ったクロ481「あいづ」。時間が16時くらいなので、暮色に染まり始めています。
黒磯に停車するので、交直切替えの際にパンタグラフを下ろすのが通常ですが、この「あいづ」は2丁上げたままで走っていますね。クロ481を撮った最後の写真となったようです。

「あいづ」の写真は、もちろんクハ篇もあります。また思い出した頃にアップしようと思います。

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コメント (16)
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