マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

夢であって欲しかった・・・

2011-03-12 15:26:00 | ノンジャンル
こんな時にブログを更新していること自体ナンセンスと思われるかもしれませんが、とりあえず自分自身の無事をご報告申し上げます。

東北地方太平洋沖地震・・・高層ビルの中にある職場で、「この世にこれほどの恐怖を与える揺れがあるのか」と思わせる、今までに体験したことのない揺れ、恐怖を体験しました。
建物が倒壊するのでは?と思わせるほど、パワーの留まらない揺れにホンモノの恐怖を感じました。

しかも、今回の地震はこれとその余震に留まる訳ではなく、通常で言うところの大規模な地震を起こしながら、三陸・宮城沖・福島沖・茨城沖・茨城県の連続するプレートをことごとく揺らし、神津や岐阜県、秋田県沖や福井県までも、そして中越や長野の震度6強~5弱に匹敵する大地震を起こしています。

職場では3~10分置きくらいに建物が揺れ、とても仮眠が取れるような状況にもなく、ただひたすら積み重なる地震の記録を見ているのが精一杯。ちょっと眠気が襲ってくると、緊急地震速報の緊張感あるチャイム音に覚醒されるという状態の繰り返しでした。

徐々に実態の明らかになった被害状況は報道されているとおりで、数多くの方が何の術もなく犠牲になってしまったことに心を痛めます。
自分自身が恐怖感を植え付けられ、地震恐怖症になってしまいそうなくらい、今でもそれを拭えない気持ち。身体がずっと揺れている感じです。
しかし、そんなことを怖がっていられるのも命あってこそ。恐怖の中で命を落とされた方のことを思えば、そんなことは言ってられない、と思う外ありません。


交通機関の麻痺により、新宿を離れられない状態でしたが、幹線の歩道が大混雑という状況を聞き、少しでも混乱緩和に貢献できればと、始発の動くであろう時間、5時前に新宿を出ました。
JRは当てにならないので、都営地下鉄の大江戸線・三田線と乗り継ぎ、蓮根駅から徒歩で帰宅。意外にも2時間強で帰ってくることができました。
朝の7時過ぎに自宅に戻ることが出来ましたが、通常の仕事ではない待機で精神的疲労と寝不足により、先程までダウンしておりました。ご報告が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした。


いまひとつ心配なのは、震度6強を記録した福島県須賀川市及びその近辺に複数の親戚(母親の兄弟や従兄弟)が居住していることです。未だに連絡が取れていません。
こちらで味わった恐怖よりも、さらに数段上を行く揺れがあった訳ですから、無事であるという安心感がまったくありません。連絡が付かない今とあっては、何とか無事でいて欲しいと願うばかりです。

ここに毎日訪問してくださっている皆様は如何でしょうか?怪我などされなかったでしょうか?無事であれば、心からお喜びを申し上げます。

最後に、今回の地震、津波などで被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして何より、犠牲となってしまった多くの方々、その家族の方々にお悔やみ申し上げます。

まだ余震や津波が収まった訳ではありません。暮々もお気をつけください。

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コメント (22)
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