蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

隣に寝ているのは、だれ?

2011-06-18 | 日々のこと

今週の日曜日に、飲みすぎて意識が一部、ぶっ飛んだ。

でも、べつに、表面上は日頃となんの変化もなく、日常生活は、ふつーに続けられていた。
本人が、部分的に、脳のヒューズが飛んだだけの話で、
特別の深刻な事態に見舞われることもなく、やれやれと胸を撫でおろしていた。
が・・・。


一昨日の夜遅く、携帯電話が鳴った。

「おかあさん、いま、どこ?」

見覚え、聞き覚えのない内容に、マチガイ電話かと思った。
よぉく聞いてみると、東京の長女Mだ。

「そっちこそ、こんな時間に? いま、どこなん? 東京?」
とわたしは、なんのパイプもつながらないまま、聞いた。

「いま、(実家の)近くの駅。
ケータイ、見た?」

と、M。
あわててケータイを見ると、Mからのメールが入っていた。
「23時ごろに駅に着きます」

そういえば、なんか、ケータイが鳴ってたけれど、そんな急ぎの用でもないだろうと、
チェックせずに、放置していた。

東京の娘が、なんで? 
とりあえず、取り急ぎ、車を出して、超特急で駅まで迎えに行った。
なんで、前もって連絡してこない? 
出張かなにかわからないけれど、いきなりじゃあ、準備もなにもできないじゃない!
車中、もやもやと、こころのなかで、ぶつぶつ、つぶやく、わたし。

娘を車に乗せ、「出張? えらいまた、急やね」
と口火を切った。

「わたし、ちゃんと前もって連絡してたやん。
おかあさんも、ちゃんと返事くれてたし」と、M。

「え、そんなメールもらった?」
「12日にメールして、すぐ返信があったよ」

まったく身に覚えがない。じつに、まったく。
メールを見せてもらうと確かに、その通り。
そして自分のケータイのメール受信、送信を見てみると、確かにその通り。

よくよく日時を確認してみると、あの、記憶がぶっち切れた日の、ぶっち切れ時間帯。

しかしまあ、酔っ払いからのメールは、誤字脱字だらけ、とよく聞くが
なんの、なんの、記憶にない酩酊状態の、わたしからのメールは、
まったく誤字脱字のない、実にしゃきっとした、理路整然とした冷静なメールだった。

それを覚えていないというところが、恐ろしい。

「いいモノがありますよ、と持ちかけられたら、おかあさん、どんな額でも即座に買いそうやね」
そうMに言われた。

悪徳業者にまんまと騙されても、まったく覚えがないだろう。
悪人なら、相手に一方的に責任があるが、
それより、自己責任のファンドや株をかばっと大量に買っていたりしたら、どうしようもない。

冷や汗たらり。
背筋に冷たいものが走った。

今のところ、記憶喪失は、Mのメールと、実家の母からの電話だけだったが、
もっともっと重大なことが、ずいぶん経ってから発覚、なんてこともあり得る。


翌朝、隣に見知らぬ異性が寝て、高いびきをかいている、というストーリーをテレビやマンガでよく見かけるが
よーーく思い出してみると・・・
飲んで、へべれけになったところまでは、覚えているが、そこからが・・・???

わたしの場合、記憶も飛ぶほど酔っ払っているのに、乱れもなく完璧に、いつも通りのルーチンワークをこなし、
酔った跡形、惨状もなく、整ったままでは、本人は、思い出すにも思い出せない・・・
メールの内容も、いたって正常で、事実に則った内容だったし・・・

隣にイケメンが寝ているのと、どっちが、おったまげるか?

そんな心臓に悪いサプライズに比べると、
突然の娘の帰省・・・のほうが、まだ、ずっとマシのようだ。

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イケメンが隣に寝ていたら、どうする?
しかも、はっと気づくと、二人とも、いとも涼しげな格好で・・・

「いやあ、昨夜は、まいっちゃいましたよ」なんて、イケメンが言って・・・
で、わたしが、・・・あーだ、こーだ・・・と・・・

これは、オソロシイ想像なのか、ふざけた想像なのか、
はたまた願望的妄想なのか・・・???(いや、それはない・・・、たぶん・・・)

いえいえ、
お酒に対する警告です。
ここは、真摯に受け止めましょう。
飲みすぎに、注意!!