珍しくgooブログ、写真を外出先(電車内)でアップできた。
幸先が良い。
やっとお正月が終わり、平常モード。
自宅最寄り駅の近くで改札口を前にして、おじいさんがゴソゴソ、カバンの中を大捜索。
探し物がなかなか見つからないようだ。
ごくろうさま。
まさに、あるある、だ。
とは言え、街の皆さんを見て、いつもと変わらないなあと微笑んだり、同じ光景なのに、わたしの受け取り方が違ったり。
感受性は、一年一年、変化するようだ。
一年一年、ただただ丸くなるなら良いが、変にいきなりキレたり、老人性なのかと、自分を分析しかねている。
丸くなるのは、諦めや諦観ならよいが、気力減退、やる気のなさにつながるのは、避けたい。
微妙なボーダレスラインである。
まあ、泣いても笑っても時は過ぎる。
若い皆んなに頑張って欲しいが、負担も大きい。
国や政府からの加護、保護などばかりを口いっぱい主張するだけではなく、自主的に自分のことは自分で防衛することも必要だと感じる。
弱者は子供と老人ではあるが、それらを支える真ん中の人々もある意味、弱者かも知れない。
とはいうものの、自分以外は切り捨てるドライな個人主義は、痛々しい。
協調、バランスが難しいものだ。
政治のことは、わたしは全くわからないが、この歳になってやっと世間的な目も持つことができるようになった。
なんて、おめでたいことだろうか、と、半ば自嘲。
ちなみに、昨夜、「疲れたからお風呂に入ってもう寝る!」と夫にもブログにも断言したにもかかわらず、19:30からNHKテレビ番組「ファミリーヒストリー」が放映されることを19:00からのニュース途中で知り、マズイなあと思った。
寝られないではないか。
夫からも「寝るんじゃなかったの?」と言われた。
テレビにかじりついて、背中に貼り付けた無言という言葉で返事した。
大河ドラマ「麒麟がくる」主役の俳優、長谷川博己。
今までも顔は見たことはあったが、なかなか名家の出のようだ。
1300年!!の悠久の時を経て、、、。
きっと、「おかあさんが好きそうな内容やね」と子供たちに言われることだろう。
史実を実証する、実際の古い書物が残っているところが圧巻。
いやはや、脱帽。
番組中、昔から代々続く名老舗旅館で育った長谷川博己氏の父親のことを元仕事仲間?が語っていた。
日常と非日常をほぼ同時に同じ空間で繰り返し体験して育ったという貴重な育成環境は、彼の中で「何か」を培っていたと。
天皇陛下や国賓級VIPも訪れたという地元老舗温泉旅館。
建築、芸能、陶芸、絵画、生け花、美術、美食、、、芸術が散りばめられている非日常と日常を行ったり来たりする、そんな日常って、、、
複雑で壮大な「何か」だろう。
想像するだけで楽しい。
で、こんなDNAをふんだんに内包しているこの俳優さん、長い目で応援することにした。
単純なわたし。