この季節、息もぜーぜー。
お盆。
今年は姑の初盆でもあり、また、一周忌を来月初旬に迎えるため、間隔が迫り、焦る。
初盆のお供えをしていただいた人に、一周忌までにお返し(粗供養)をしなければならない。
初盆にも一周忌にも両方お供えをしてくれる人もいるので、お返しをしないまま、次のお供えをいただくことになり、ぼやぼやできない。
しかし、なんで、こういう制度なんだろう。
仏教のしきたり?
お坊さんは、来月は一周忌の後には彼岸にもまたやって来る。
毎月、毎月、、、。
初盆のお参りに来てくれた義姉に、ちょっとボヤくと、
「あら、うちは(例年)毎月、お坊さんが来るわよ」と義姉さん。
そこへもってきて、夫の実家はリフォーム中。
お盆までにはだいたいメドが立つとのことだったが、仏間にエアコンは元のように作動したものの、一周忌までに完成するのか、あやしい。
キッチンは使えないし、モノはいっぱい片付かない状態で、あれこれ不便。
そんな家にお盆前日に、泊まった。
わたしは、夫が泊まったリフォーム中の母屋ではなく、別棟で寝た。
やれトイレの電気が点けっぱなしだの、ひんやり涼しいのにエアコン付けっぱなしだの、テレビ大音量だの、夫と居ると、自宅で居る時と全く同じクレーム。
どこへ行っても文句を言われる夫が気の毒であるし、さらに、不平を言ってばかりのわたしが、嫌なヤツになる。
やはり、常に別の空間に居るのが良さそうだ。
生活環境の好みは、水と油。
別棟にいると、テレビの音もエアコン状況も、電気点けっぱなしも、まったく気にならない。
どこへ行っても別々に居るのが幸せの秘訣だなんて、ちょっと悲劇だけど、まあ絵に描いたような幸せを得るためには、絵に描けないような不幸も同胞する。
パーフェクトはあり得ない。
家が複数あったり、部屋がいくつもあったりしない人のほうが多いかも知れない。
その時は、空間ではなく、時間を分けるとよい。
時間差生活。
いろんな工夫をして、明るい生活を手に入れる。
どちらも両方、家から出られない状況の場合は、、、脳内を変換する。
どこかの神経を切る。
新たに脳内モルヒネが生み出されるかも?
苦は楽の種。
ちなみに、孫たちとの、日本語諺カルタ、惨敗続きのばあちゃん(わたし)。
最近は4歳孫にも出し抜かれる。
これぞ、「千里の道も一歩から」の逆流バージョン。
積み上げるのではなく、千里の道も一歩ずつ後退。
最後はゼロ!
案外、気持ちいいかも。
と、話は相変わらず逸れる。
今日はまたまた単身で夫は彼の実家へ。
夫のいとこが初盆のお供えに来てくれたが、彼も同じ境遇。
他県にある離れた自宅には出産里帰りの娘さんが滞在し、旦那さん(いとこ)は旦那さんの実家のお盆祀りごとへ任命された。
「高齢出産で、上の子、幼児連れ、里帰り滞在中の家では、狭いし、男は役に立たないし、カサ高いから、あんた、行ってきて、と追い出されました」と、いとこは笑いながら言っていた。
奥さんからお盆お供えメニューのレシピを渡され、その通りに作り、写真をLINEで送るところまでやって完了。
「証拠を見せないといけないから、手抜き出来ません〜」と、いとこは嘆いておられた。
男性2人、フリーズドライのお供えメニュー既製品商品、どこで手に入るかの情報交換をしていた。
うちは、お供え、わたしが嫁に来た時からすでに行われていた従来の決まり事はあるが、好きなように、と手を放して自由主義に。
お疲れ様〜。