わたしはエコ主義。
余計なエネルギーは極力使いたくない。
最小のエネルギーで、目標に近づけるよう、手抜きに関しては最大の努力をする。
お金で時間や労力、技術を買うこともあるが、生まれつきドケチ。
よほどのことがないとお金を使わない。
自己擁護すると、倹約家、節約家なのである。
ちなみに、わたしは、田舎育ちなので自然派でもある。
が、虫は苦手、大嫌い。
最近、1番の幸せを感じる瞬間は、猛暑なのに一瞬、自然の風が吹き、風を肌に感じる時。
わあ〜と、理屈抜きで感激する。
わたしが幼い頃、過ごした田舎では祖母が季節毎に、暑さ寒さを凌ぐ工夫をしていた。
夏には打ち水、御簾、風の通り道に、涼しげな色柄の、のれん、、、。
(母は、夏の建具、調度品に交換)
子供の頃は祖母が我々きょうだい(孫)の世話をしてくれた。
井戸水をスイカと共に汲み上げる。
冷えたスイカだ!!
子供ごころに、わくわく。
土間の食堂でガブリかぶりつく。
夏野菜、キュウリ、茄子、トマトを畑から採ってきて食べさせてくれた。
が、子供のわたしは、またぁ〜と、げんなり。
とは言うものの、季節ごとの野菜を食べさせてもらったのが、今の健康な身体の基本を作っていると感じる。
ただし、野菜ばかりでうんざりしたけれど。
だが、そのなかで、祖母の作るコロッケは大好物だった。
それと茄子の素揚げも。
おばあちゃん、ありがとう。
明治25年生まれの小柄で無口な祖母だった。
大人しいが忍耐強く、芯は強い、明治の女性。
(嫁である母とは真逆。
強いところは同じだが)
88歳まで一人で田舎の家を守っていた。
祖母は「88歳になるまでは一人で頑張る」と言っていたが、その信念は貫いた。
わたしに長女が生まれてから7ヶ月後に、この世を去った。
小さいけれど、頑張り屋さんだった。