書きたいことが、わんさか出てきた。
前日、ふと目にした光景。
制約なく「自由に行動してください」と許可が出ると、全員同じことをする。
これがとても不思議である。
一斉にスマホをいじる、とかではない。
それは、あるダンス練習場とのこと。
全員黒いウエア。
決められたユニフォームでもない。
何を着てもよい。どんな色でも形でもよい。
それぞれに黒を着る理由はあるようだ。
が、自由選択の結果、全員黒。
お葬式??(違う)
ある人のコメント。
色柄ものを着て、悪目立ちしたくない、、、んだそうだ。
悲しく浮きたくないと。
この発言にわたしは衝撃を受けた。
と同時に失望した。
皆んなと同じようにしないと落ち着かないということ。
チームプレーではなく、個人が勝手に集まっている練習場。
発表会を前に演目のウエアを揃えているわけではない。
皆んな同時に自由になっても、自由の表現は、横並びかと。
これこそ悲しい同調だと思う。
社会で生きてきて培ってきた知恵だろう。
叩かれたくない、悪い評価を受けたくないという消極的な自衛。
しかし、この考え方、誰が非難出来るだろうか。
ただ、趣味分野のことなのに、と思う。
自治会や親戚付き合いや、仕事がらみでもない、なんのしがらみもない、自由に自分を解き放つ分野なのに。
そういう自由時間にも、その人らしさが出るのだろう。
一人旅専用のパック団体旅行のよう。
全員がおひとり様の団体ぞろぞろ。
手堅く賢いけれど、わたしはあまり共感を覚えない。
まあ人それぞれ、誰の忖度にも関与せず影響されず、自分が快適な道を行けばよい。
ちなみに。
キムタクと綾瀬はるかの映画「レジェンド アンド バタフライ」を観た。
ストーリーとしては、意図的に女性に気を使ってくれたと感じた。
あれ?路線大チェンジ、タイタニック?
それはそうと。
娘たち(長女と次女)との話題、LINEやりとりのテーマ。
「夫の実家に帰省した時、嫁は料理を作るのか?」
長女Mと次女Rの夫の実家での、あちらのご両親の対応が興味深い。
長女Mの夫の実家。
嫁であるMが台所に立たされそうになった、と。
(夫は第三子で末っ子)
次女Rの夫の実家。
お客さん扱いで、ご両親から暖かいおもてなしを受け、夫は台所で料理を作った、とのこと。
(夫は一人っ子)
わたしの実家にわたしの夫が訪れた時は、夫はお客様で接待される側。
母は接待をわたしに丸投げ。
わたしがちゃんと夫を接待できていないと母に叱られた。
時代が移ると変わるものだ。
だがしかし、いまだに夫は自分の家に娘の夫(婿)が来た時も、接待するどころか、若いお婿さんにお給仕されたりしている。
彼のアタマはどうなっているのか。
それにしても、織田信長の時代に、令和の現代の女性が喜んでしまうようなストーリーは、どうも自然ではないように感じる。
現代女性への忖度?