蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

こだわり

2023-02-24 | わたし
わたしは、目や耳や口が肥えているが、自分では出来ない。
もっとも厄介なタイプ。
変に知っているだけに、レベルがわかってしまう。
そんなマイナス作用のものなら、無い方がずっと良い。
しかし、自動的にセンサーが動いてしまう。

「監修」出来るほど、専門、プロ水準に達してなど全くないので、なんの役にも立たない。
人の粗探しや重箱の角を突く単なるクレーマーにはなりたくない。

だがしかし、自分は出来ないからこそ、出来る点(目標とするレベルの高いもの)が目に付く。
出来ているつもりの人を見て複雑な心境になる。
が、ひとのプライドを傷付ける権利は誰にもないので、胸の中で思うだけ。決して口にしない。
ではあるものの、胸の中で思うことすら、けしからんのではないだろうかと最近思う。
けしからん自分にそう言い聞かせる。
思うな、思うな、そんなこと。
自分の人格を下げるような意識は持つな。
意識して消せ。
いや、意識しては、わざとらしい。
意識して、意識しないようにしろ。
むつかしい、、、。
意識しないで、意識しろ、のほうがまだやりやすい。

そのうち認知症と相まって、意識と無意識が混濁することだろう。

自分の持つ基準に達しないからといって、不満を抱いたりけなしたりするのではなく、とりあえずは保留にする。
そして、あまり毛嫌いし過ぎず、手を加えたりし過ぎず、自分の目や耳や口が良いと認識して喜ぶことに自然に接するのが解決策かと思う。

全ての分野にど素人なのだから。
ど素人には、ど素人なりに、こだわりというものがある。