蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

毎日マンデー

2023-02-23 | 
自分の自由時間をいかに使うか。
楽しく、有意義なら理想的。
仕事がハードで、ただただ心身を休めるだけの人もいる。
退屈で、やることがない人もいる。
年齢、状況によって異なる。

やりたいことがあるのに各々の事情で出来ない人もいる。
やりたいことを先送りして、とりあえず今しなければならないことをするしかない。
それが先の、将来の、やりたいことのためなら我慢も出来るだろう。
だが、今だけを生き繋ぐためなら虚しいと想像する。
やはり、明るい希望や未来に繋がらなければ絶望する。

ちなみに、わたしはヒマしている。
これは退屈とも取れるが、やるべきことをするために力を蓄えている、と、プラス思考の自己解釈。
人生には待ち時間が長い。
やるべきことは、ほんの一瞬。
そのために計画、準備したり努力したりする。
その、やるべきことこそ、「希望」や「使命」なんだろう。

やるべきことと、やりたいことが一致するのは不可能だとしても、接近していれば理想だ。
今、わたしは、長年、抱えていた塩漬け問題に少し動きが出ている。
胎動、予兆の時期は過ぎ、動き出している。


話は変わる。
「おひさま」(井上真央 主演)という、2011年、NHK朝ドラがあった。
同時、わたしは一生懸命朝ドラを観ていた。
「ゲゲゲの女房」「カーネーション」「梅ちゃん先生」「純と愛」だとか。
そういう時期があったのだが、一度見始めるとずっと続けて見なければならなくなり、時間拘束、精神的束縛が窮屈になってやめた。
あの頃は若かった。
パリ一人旅を実現させた頃だった。
自分史において(大袈裟)、一つの転換期だったようだ。

相変わらず話は逸れている。
そのドラマ「おひさま」のストーリーでヒロインが、今までイメージだけで薄ぼんやりしていて、はっきり具体的な中身がつかめなかったが、ある程度固まり凝縮されて、徐々に形になっていった、「やりたかったこと」が最後に実現できて、それでドラマは終了した。
蕎麦を栽培して蕎麦店を経営するのだけれど。
ドラマ展開としては、お蕎麦屋さんに向けて頑張るのではなく、最後の最後に、ドラマ作家が流れでそういう筋書き展開にした、というような印象だった。
書いているうちに、筆が導いたパターンだとわたしは感じた。
最初にラストを考えて、そこから物語を作っていくパターンもあるが、そういうハッキリしたものはあまり感じなかった。
ラストに来る夢実現の具体的中身はなんでもよかったような気がした。
作者は書きながら考えたのではなかろうか。

形に表すにも、あんな感じ、あれとこれを加えて、、、と、概念やイメージだけは湧くのだが、具体的に思いつかないことがある。
全部合わせて統合した最終インスピレーションが湧かないのだ。
仕方ないから、とりあえず結論は空白のままにしたまま進める。

わたしの自宅、家作りの時にもそういうことがあった。
ロフトに上がる階段、兼、収納、兼、ディスプレイが、インテリアコーティネーターの提案したいイメージが具体的な形にならず、結局、時間切れになり、その時点で可能な方法が採択された。
イメージが膨らむもののアイデアを実際の形に落とし込むには時間切れ。
最善策は欠番にして、とりあえず次善策でGo。
人生にもそういうことがある。

もやもや頭に浮かぶものの、具体的な形にならない。
最後の最後まで具体化されないこともある。
思いはあっても形に出来ない。
自分だけの力では出来ない。

母も人生の後半はそうだった。
やりたいことがあり、こんなことがしたい、と、実際、他の人がやっている所にわたしたち(兄夫婦、姉、わたし)を連れて行き、運営者と会談した。
が、それは母のやりたい最終イメージだけ。
具体的に実現するには、情熱とノウハウと人材、事業計画が必要だ。
ブレーンが尽力してくれないと物事は善意や趣味だけでは進まない。
他にも、強く希望することがあったが、実現出来なかった。
母は断念せざるを得なかったが、保留という形。
望むのは母だけでなく、わたしたちも望んでいて理想はそうだが、状況的に皆んな尻込みして困難だった。
時代の背景、価値観もあった。

時は移り、、、40年近く過ぎ、少し形はちがうものの、種は腐っていなかったようで、土もそのままの状態だった。
母にバトンタッチした姉が形を整えるべく、引き続き活動してくれた。
小学校の校庭に埋めたタイムカプセルか?
ひょんなことで、神様が、人を繋いで来てくれることがある。
時代が変わると国や行政の方針にも変化が現れる。
しかし、今後、どうなっていくのか。
楽しみ半分、期待し過ぎはセーブしたい気持ちも半分。
一個人の動きだけではなく、日本、地方の未来にもリンクしているように思う。
地方活性化で次世代がイキイキ活動してくれることを切に願う。


あれこれ活動のため、毎日サンデーの趣味仲間に、練習日の変更予告をしたら、
「やることがあってイイネ」と言われた。

※蛇足ですが、タイトルは「毎日マンデー」にしました。
入力ミスだと思われてもナンなんで。