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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

2019年06月11日 | 映画(か行)
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(原題:Godzilla: King of the Monsters)
監督:マイケル・ドハティ
出演:カイル・チャンドラー,ヴェラ・ファーミガ,ミリー・ボビー・ブラウン,渡辺謙,
   チャン・ツィイー,ブラッドリー・ウィットフォード,サリー・ホーキンス他
 
公開初日の金曜日、ちょうどダンナが飲み会だったから。
エキスポシティか箕面か伊丹のいずれかで本作を観ることに。
2Dの字幕版を観たかったのに、どこも時間が合わず。
吹替版ならいずれで観ることもできるけれど、
「洋画は字幕で観る派」の私としては、そこは譲れない。
109シネマズ箕面のIMAX3D版で手を打ちました。
 
最初の『ゴジラ』(1954)に始まり、何度も映画化されてきた“ゴジラ”
本作はハリウッド版の『GODZILLA ゴジラ』(2014)の続編。
『キングコング 髑髏島の巨神』(2017)と同じ世界観なんですと。
 
前作から5年後の世界。
怪獣の調査をおこなってきた秘密機関“モナーク”は、
怪獣への対応について追及を受け、解体の危機に。
 
一方、中国・雲南省のモナーク基地では、モスラの幼虫が孵化して暴れ出す。
科学者エマとその娘マディソンはモスラの幼虫と交信を試みて落ち着かせることに成功。
ところがその直後、環境テロリストのアラン率いる傭兵部隊が突入し、
エマとマディソンを連れ去ったうえに、怪獣との交信装置を奪ってゆく。
 
モナークの科学者である芹沢は、元モナークのメンバーでエマの夫マークに協力を要請。
エマとマディソンを探しはじめるのだが……。

IMAXです。3Dです。映像が綺麗だし、迫力もある。
でも迫力ありすぎ派手すぎ音デカすぎで、何がどうなっているのやらわからん。
途中からもうどうでもいいやという気分になってきて、
3Dメガネをかけたまま盛大に寝ましたがな、私。
 
なんかみんな『アルマゲドン』(1998)みたいなんだもの。
自分の命を犠牲にして人々とゴジラを救おうとする。
渡辺謙演じる芹沢博士もそんなふうで、アンタはブルース・ウィリスかっ。
 
怪獣にあまり詳しくもなければ思い入れもないから、
ドシャーンとかピッカーンとかやたら轟音で閃光飛び交うシーンばかりでは
私はもう「へー、ふーん、はーん」と驚くよりほかありません。
 
ハリウッドでは有名でも、日本ではそれほど知名度が高くない役者いっぱい。
でもねぇ、これって彼らの代表作には全然ならんと思う。
エマ役のヴェラ・ファーミガなら『エスター』(2009)だし、
わりと早く死んでしまうモナーク女性幹部役のサリー・ホーキンス
モナークの研究員役のチャン・ツィイーは断然『初恋のきた道』(1999)だろうし。
なんだかあんまり演技力は要しない作品のような気がして。
 
モスラはちっこいくせして頼り甲斐のある奴だと思いました。
それぐらいしか感想が出てこない。(^^;

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