『 意見は様々あるでしょうが 』
「10万円」給付の指針が ようやく示された
補正予算との絡みはあるとしても
政府の方針が 右往左往し 決定も遅すぎたことに
一言申したい方々も たくさんいらっしゃるようだ
ただ 何人かの市長などの首長が インタビューに答えられていたが
振り回されることに 不満を言いたい気持ちも分かるが
中には 自らの無能さや その市町村の事務方の力不足を
露呈しているのではないかと 感じさせるものもあった
物申すことは大切だが 泣き言が過ぎると
少々見苦しく感じる・・・ 私だけかも知れないが
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『 天敵という物を知らない「ドードー」は、大きなくちばしはあっても戦う武器などほとんどなく、飛んだり走ったりの逃げる術も持たず、巣も地上に作っている無防備さでした。 』
「ドードー」という鳥をご存じでしょうか。
「不思議の国のアリス」に登場してきますし、最近ではゲームやアニメのキャラクターとして使われていますので、ご存じの方は多いと思われます。
また、テレビや雑誌などで絵姿を見たことがある方は、なんとも愛嬌のある姿や愛らしい名前などの印象が残っているではないでしょうか。
「ドードー」は、アフリカ大陸南東部のインド洋に臨むマダカスカル沖のモーリシャス島に生息した「実在の鳥」だったのです。
大航海時代と呼ばれた西暦1507年頃 ( 諸説あり ) 、ポルトガル人によって生息地であるマスカリン諸島が発見され、同諸島が寄港地として利用されるようになると、飛ぶことも早く歩くこともできない「ドードー」は、入植者たちによって乱獲されていきました。
食糧や見世物用として片っ端から捕獲されるうえ、入植者たちによって持ち込まれた犬やネズミなどによって雛や卵を喰い荒らされていきました。
天敵という物を知らない「ドードー」は、大きなくちばしはあっても戦う武器などほとんどなく、飛んだり走ったりの逃げる術も持たず、巣も地上に作っている無防備さでした。
そして、1681年にイギリス人に確認されたのを最後に、西洋人に発見されてから僅か180年足らずで地上から姿を消してしまったのです。
( 「小さな小さな物語」第十部 No.569 より )