マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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悩ましき講演テーマ

2010年07月09日 07時20分33秒 | 民俗を語る
「奈良大和路の年中行事」を発刊した当時から伝えられていた講演話。

今年だったら何時がいいのかとryu先生から正式にお願いされた。

行事を語ることはやぶさかではないが、論じることはできない。

「行事に対する私の思い」を参加する先生に話してくれればいいのだと言われる。

講演は2か月に一回の割りで開催しているエデュケーションカフェ。

ミニ学習会の規模だけれど40人は集まるという。

奈良市内や大和郡山市内の先生へ語る内容はグローバルでなくてローカル話。

奈良の地場を考える伝統の行事だ。

神事はもとより神饌などを含めた行事の文化。

行事における暮らしの組み立て方。

先生方も子供をもつ父親や母親。

行事の関わり方など家でどう教えるか、示唆するような行事を。

取材した事例行事を通じて特に感動したものがあれば熱く語ってほしいという。

行事と学校の関係は春日わか宮おん祭や池ノ内のしんこ喰いなどで耳にした。

地域の子供たちは学校が半ドンになるちゅうことの例だ。

また、学校近くで行われる行事は地域文化の学習に効果的だと見学させる学校もある。

息子が大学卒論のときに集めた小学校の副読本がある。

副読本が見つからなかった学校は多かったと息子が言っていた。

見つかっても地域の行事を書いてある本は少なかった。

地域文化のひとつとして見ていないのかどうかは判らない。

歴史は当然ながら書いてあった。

暮らしに関することは覚えていないぐらい記憶にない。

そんな副読本のなかに感動したものがあった。

そんな話をちりばめながら相応しい民俗行事を紹介したい。

11月半ばから末あたりになるであろうエデュケーションカフェ。

連載中の新聞記事を使っても構わないと言われたが、夏場辺りには講演テーマ(レジメ)に悩まされる日々がやってくる。

後日、その日程が平成22年11月27日(土)16時~18時に決まったからと電話が入った。

(H22. 5.23 記)