今回は矢田山フィールドを離れて反対側の東へ。
何度か観察地としてきた正暦寺付近に移動した。
前日は初夏を通り越して気温は30度。
今日は梅雨入りで10度も下がった。
週間天気予報は見事に当たって雨模様。
雨天は中止と前回のときに連絡していた。
うめちゃんは雲の動きが心配で4時から起きていた。
待つこと2時間。
連絡していたとおりに中止指令をだしたが、雨はそれほどでもないので集合場所に行ってみた。
既にスタッフが到着していた。
そこに保護者たちが1組、2組と来られた。
その後も増えていく。
集合時間には11組になっていった。
雨であっても観察したいという子どもたちに引っ張られるようにやってきた。
まさかこないに集まってくださるとは。
雨なんかたいしたこたねぇって感じで。
気合いたっぷりの子供たちは頼もしい新人(類)です。
奈良市東部の山間近い正暦寺付近。
温暖系の貴重なシダなどが植生している大切な地域。
草むらのマムシに注意して行きましょうと長靴を履き、傘をさして出発した。
ホトトギスの夏を告げる声が聞こえてきた。
笹の新芽を軸にして回す風車はテイカカズラ。
プロペラのような花はクルクル回る。
ホシハラビロヘリカメムシのラブラブ。
褐色の前翅中央に一対の黒点が目立つ。
傾斜面に咲いていたニワフジは咲き終わり。
のちほど見つかった沢沿いのニワフジ。
湿ったところにあるようだ。
ダイモンジソウに似ているユキノシタ。
庭に植えられていることが多い。
これも湿ったところを好む。
なにやら見慣れない花が咲いている。
山辺の道や金剛山麓で見られるようになってきたヤワゲフウロ。
今は少しだけしかないが、やがて帰化植物は10年も経てばはびこることになるであろうと警告を発する先生。
リキュウバイは白い5弁花。
葉の陰に白いものがちらほら。
風にひらひら。
まるでフワフワ虫のようだ。
手で触ってみればボロボロと崩れる。
花後なのかどうか判らないがカビの状態であるそうだ。
ハコベ、タツナミソウ、ウツギのお花を見る。
ウグイスの声に混ざって聞こえてきたサンコウチョウ。
遠くの林の中からだ。
ツキヒーホシホイホイホイ。
美しい鳴き声は盛んに聞こえる。
ちっちゃなちっやなお花姿のキクムグラ。
ヤエムグラと同じようにクッツキムシの仲間。
可憐に咲くイチヤクソウ。
その名は「一薬草」。
一つの薬草で多くの病に効くという。
花弁は下向きなので超ローアングルが丁度。
一つの株で毎年咲くことがないというからこれだけ並んでいれば快感だ。
渓谷の参道ではスジグロチョウが飛んでいた。
コゲラやシジュウカラも盛んに囀っている。
雨も本格的になって今日はここまで。
お寺で毎週修行しているNさんにお会いした。
なんでも夜にはヨタカやアオバズクが鳴いているという。
野鳥を探索する人も見かけるそうだ。
当地はサンコウチョウやルリビタキを何度も見るという。
山野草に詳しいNさんの話では自然の宝庫だと話す。
かってはキンラン、ギンラン、コクランに混じってカキランもあったという。
それがごっそりと根こそぎ持っていかれた。
花が咲いていないのに盗られたのはよほどの専門家。
嘆かわしいことだと呟かれる。
(H22. 6.13 EOS40D撮影)
何度か観察地としてきた正暦寺付近に移動した。
前日は初夏を通り越して気温は30度。
今日は梅雨入りで10度も下がった。
週間天気予報は見事に当たって雨模様。
雨天は中止と前回のときに連絡していた。
うめちゃんは雲の動きが心配で4時から起きていた。
待つこと2時間。
連絡していたとおりに中止指令をだしたが、雨はそれほどでもないので集合場所に行ってみた。
既にスタッフが到着していた。
そこに保護者たちが1組、2組と来られた。
その後も増えていく。
集合時間には11組になっていった。
雨であっても観察したいという子どもたちに引っ張られるようにやってきた。
まさかこないに集まってくださるとは。
雨なんかたいしたこたねぇって感じで。
気合いたっぷりの子供たちは頼もしい新人(類)です。
奈良市東部の山間近い正暦寺付近。
温暖系の貴重なシダなどが植生している大切な地域。
草むらのマムシに注意して行きましょうと長靴を履き、傘をさして出発した。
ホトトギスの夏を告げる声が聞こえてきた。
笹の新芽を軸にして回す風車はテイカカズラ。
プロペラのような花はクルクル回る。
ホシハラビロヘリカメムシのラブラブ。
褐色の前翅中央に一対の黒点が目立つ。
傾斜面に咲いていたニワフジは咲き終わり。
のちほど見つかった沢沿いのニワフジ。
湿ったところにあるようだ。
ダイモンジソウに似ているユキノシタ。
庭に植えられていることが多い。
これも湿ったところを好む。
なにやら見慣れない花が咲いている。
山辺の道や金剛山麓で見られるようになってきたヤワゲフウロ。
今は少しだけしかないが、やがて帰化植物は10年も経てばはびこることになるであろうと警告を発する先生。
リキュウバイは白い5弁花。
葉の陰に白いものがちらほら。
風にひらひら。
まるでフワフワ虫のようだ。
手で触ってみればボロボロと崩れる。
花後なのかどうか判らないがカビの状態であるそうだ。
ハコベ、タツナミソウ、ウツギのお花を見る。
ウグイスの声に混ざって聞こえてきたサンコウチョウ。
遠くの林の中からだ。
ツキヒーホシホイホイホイ。
美しい鳴き声は盛んに聞こえる。
ちっちゃなちっやなお花姿のキクムグラ。
ヤエムグラと同じようにクッツキムシの仲間。
可憐に咲くイチヤクソウ。
その名は「一薬草」。
一つの薬草で多くの病に効くという。
花弁は下向きなので超ローアングルが丁度。
一つの株で毎年咲くことがないというからこれだけ並んでいれば快感だ。
渓谷の参道ではスジグロチョウが飛んでいた。
コゲラやシジュウカラも盛んに囀っている。
雨も本格的になって今日はここまで。
お寺で毎週修行しているNさんにお会いした。
なんでも夜にはヨタカやアオバズクが鳴いているという。
野鳥を探索する人も見かけるそうだ。
当地はサンコウチョウやルリビタキを何度も見るという。
山野草に詳しいNさんの話では自然の宝庫だと話す。
かってはキンラン、ギンラン、コクランに混じってカキランもあったという。
それがごっそりと根こそぎ持っていかれた。
花が咲いていないのに盗られたのはよほどの専門家。
嘆かわしいことだと呟かれる。
(H22. 6.13 EOS40D撮影)