マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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再び積雪

2011年04月06日 07時53分42秒 | 自然観察会(番外編)
ミゾレから雪に変わった。

降るという天気予報は当たった。

これでは先日と同様に車を動かすことは危険だ。

自転車も怖い。

バスはおそらくチェーン装備で遅れることだろう。

決断したのは歩き。

これが一番安全な出勤手段だ。

九条駅までとことこと歩いていく。

滑らないように歩いていく。

九条墓を越えた辺りからはさほどでもなかったが、車がビュンビュン飛ばしていく。

水となった雪をバシャー、バシャと跳ねていく。

雨降りのときよりもやっかいだ。

車がスリップしてこっちへ来ないかとヒヤヒヤしながら駅まで向かった。

線路は真白。

電車が止まっているかのように思えたがそうではない。

学校を終えた生徒たちは突然の雪にとまどいながらも歩いている。

傘はない。



スリップもせずに自転車が行き交う全線開通間近の藺町線。

火の見櫓が目印だ。

子供たちは少し積もった雪をかけ集めている。

手袋のなかは温かいのだろう。



外堀緑地の散歩道はへこんだ足跡にまた雪が積もる。

少女の小さな足では目立たない。



花芽がほころんだ梅に雪が積る。

春の風情はもう少し先だ。



かつての風情を醸し出す大門を潜りぬけた。



積った雪は6cmだったと翌日の新聞で公表された。

降り続けた雪は夜の街の情景をイブのように照らしだす。



翌朝の大和路線が美しい。

(H23. 2.14 SB932SH撮影)
(H23. 2.15 SB932SH撮影)