今年度の野遊びに参加される親子組は大勢だと聞いていたが、なにかと忙しい4月。
子供会などの行事と勝ち合った。
2回目の5月には参加したいと伝えられたそうだ。
そのようなことで初回の参加者は子供が10人で保護者は7人。
スタッフはなんと15人にもなった。
初回はいつもの通りにスタッフの紹介がある。
この年も使用許可を得て集まった大和郡山市の小年自然の家。
4月に赴任された新所長の挨拶もあった。
出発直後にご挨拶させていただいた新所長は地元の住民。
数多くの神社行事の取材でお世話になっている田中町である。
自己紹介の際に県立民俗博物館の春の企画展を案内させていただいた。
4月27日から開催される「お米作りと神々の祈り」である。
野遊びで自然観察をするフィールドは里山を含め田畑が多い。
「農作業を営む農家の人には迷惑をかけてはならない」とあった保護者への注意事項。
その農家の人たちが行っている節目の年中行事や風習。
それらを捉えた写真や祭った祈りの品々を展示する。
行事取材でいただいた数々の品は60点。
すべてを県立民俗博物館に寄贈した3月は忙しかった。
寄贈した物品は台帳作りをしなければならない。
調査地、用途、使用目的、使用方法、使用者、所有者、入手経路、由来変遷、談話者などを整理する時間は相当な時間を要した。
寄贈した物品のいずれかも出典される予定だ。
そこまでの詳細は伝えなかったが、聞いていた所長が興味をもたれたのである。
田中町の行事に立ち話は長くなる。

観察会はそんなこととは関係なく出発する。
一昨年、昨年とも行事取材で度々重なった野遊びの日。
できる限り参加していきたい。

公園に咲くウワミズザクラ。
咲き始めとなったこの日は平成25年4月14日(旧暦3月5日)。である。
平成23年4月10日(旧暦3月8日)の民博公園のソメイヨシノは満開だった。
それは遠に過ぎ去っていた。
ウワミズザクラが満開だった平成22年は4月18日(旧暦3月5日)だった。
さらに遡った平成19年は4月22日(旧暦3月6日)である。
若干のずれはあるが、今年は随分と早い開花である。
ヤマザクラはすでに散っている。

毛があるカスミサクラの開花も早いこの年。
盛りは過ぎつつある。
平成22年は4月18日(旧暦3月5日)。
平成21年は4月19日(旧暦3月24日)。
平成20年は27日(旧暦3月22日)。
平成19年は22日(旧暦3月6日)であった暦は新暦日。
年によって咲く日が大きく変動する。
旧暦であればどうであろうか。
確かめてみたいが指標の木を決めておかねばならない。
コゲラやウグイスが囀る公園内にはカエルもいる。

アマガエルとヌマガエルだ。
飛び跳ねるカエルに夢中となる子供たち。
獲物は手の中から顔をだす二匹のカエルを見せてくれる。
カンサイタンポポの群生に混じってアリアケスミレも咲く。
古民家辺りにくれば咲いたシャガも群生だ。
見上げてみれば樹木に見なれない花が咲いていた。
見つけたのはⅠ先生だ。

樹木の先のほうに咲いていた五枚花弁の花はザ(サ)イフリボクだと云う。
ヒラヒラの細長い花びらは武将が振る「采配」に準えて、その名がついたそうだ。
ザ(サ)イフリボクは異名にシデザクラがあるそうだ。
「シデ」は四手或いは神手。
「シデフリ」は神官が祓えの儀に振る祭具である。
ランの仲間にサイハイランがある。
奈良県では(準)絶滅危惧種に指定されているサイハイランも同じように「采配」に似ている。

古民家の垣根に咲くドウダンツツジ。
「ドウダン」は銅の弾ではなく「灯明台」らしい。
灯明台はいわゆるローソクを灯す燭台である。

そこにやってきたベニシジミ。
真っ白な燭台にひと際美しい色が止まる。
シジュウカラが鳴いている。

イロハカエデに花が付く。
下向き加減のイロハカエデの花はとても小さい。

先週の下見では一輪、二輪の花咲きだった八重のサクラ。
この日は満開になっていた。

ヤマザクラに飛び交うホオジロ。
花弁を銜えてすぐさま落とした瞬間を見た。
傍ではアオジも囁いている。
シメもいたそうだが見ていない。

公園内ではカンサイタンポポが咲き乱れる。
セイヨウタンポポは混じっていない。
公園を出た直後のあぜ道。

レンゲの花が咲いている。
後方の黄色の花はタガラシである。

スミレが咲いている道を通っていけばアリアケスミレの群生。

遠くの方でキジが鳴く。
ようやく昼食の場に着いた。
携帯電話の万歩計が示した歩数はおよそ1900歩。
それほど遠くない距離である。
観察ははしょっていくものでなくじっくりと、である。
お腹も空いているから弁当が美味い。
心地よい風が通り抜ける昼食の場にはいつものアリジゴクがいる。

子供たちが捕まえたアリジゴクはとても小さい。

サルトリイバラの花やヒメハギが咲いている。
ヒメハギが咲いていた時期は平成22年が18日(旧暦3月5日)。

平成20年は27日(旧暦3月22日)。
平成18年も今年より遅い23日(旧暦3月26日)であった。
戻る途中で聞いた鳴き声はイカル。
素晴らしい声に惚れ惚れする2200歩の春の観察会。
参加者が増える5月も楽しみである野遊びの自然観察会。
春の景観をじっくりと堪能させてくださった。
(H25. 4.14 EOS40D撮影)
子供会などの行事と勝ち合った。
2回目の5月には参加したいと伝えられたそうだ。
そのようなことで初回の参加者は子供が10人で保護者は7人。
スタッフはなんと15人にもなった。
初回はいつもの通りにスタッフの紹介がある。
この年も使用許可を得て集まった大和郡山市の小年自然の家。
4月に赴任された新所長の挨拶もあった。
出発直後にご挨拶させていただいた新所長は地元の住民。
数多くの神社行事の取材でお世話になっている田中町である。
自己紹介の際に県立民俗博物館の春の企画展を案内させていただいた。
4月27日から開催される「お米作りと神々の祈り」である。
野遊びで自然観察をするフィールドは里山を含め田畑が多い。
「農作業を営む農家の人には迷惑をかけてはならない」とあった保護者への注意事項。
その農家の人たちが行っている節目の年中行事や風習。
それらを捉えた写真や祭った祈りの品々を展示する。
行事取材でいただいた数々の品は60点。
すべてを県立民俗博物館に寄贈した3月は忙しかった。
寄贈した物品は台帳作りをしなければならない。
調査地、用途、使用目的、使用方法、使用者、所有者、入手経路、由来変遷、談話者などを整理する時間は相当な時間を要した。
寄贈した物品のいずれかも出典される予定だ。
そこまでの詳細は伝えなかったが、聞いていた所長が興味をもたれたのである。
田中町の行事に立ち話は長くなる。

観察会はそんなこととは関係なく出発する。
一昨年、昨年とも行事取材で度々重なった野遊びの日。
できる限り参加していきたい。

公園に咲くウワミズザクラ。
咲き始めとなったこの日は平成25年4月14日(旧暦3月5日)。である。
平成23年4月10日(旧暦3月8日)の民博公園のソメイヨシノは満開だった。
それは遠に過ぎ去っていた。
ウワミズザクラが満開だった平成22年は4月18日(旧暦3月5日)だった。
さらに遡った平成19年は4月22日(旧暦3月6日)である。
若干のずれはあるが、今年は随分と早い開花である。
ヤマザクラはすでに散っている。

毛があるカスミサクラの開花も早いこの年。
盛りは過ぎつつある。
平成22年は4月18日(旧暦3月5日)。
平成21年は4月19日(旧暦3月24日)。
平成20年は27日(旧暦3月22日)。
平成19年は22日(旧暦3月6日)であった暦は新暦日。
年によって咲く日が大きく変動する。
旧暦であればどうであろうか。
確かめてみたいが指標の木を決めておかねばならない。
コゲラやウグイスが囀る公園内にはカエルもいる。

アマガエルとヌマガエルだ。
飛び跳ねるカエルに夢中となる子供たち。
獲物は手の中から顔をだす二匹のカエルを見せてくれる。
カンサイタンポポの群生に混じってアリアケスミレも咲く。
古民家辺りにくれば咲いたシャガも群生だ。
見上げてみれば樹木に見なれない花が咲いていた。
見つけたのはⅠ先生だ。

樹木の先のほうに咲いていた五枚花弁の花はザ(サ)イフリボクだと云う。
ヒラヒラの細長い花びらは武将が振る「采配」に準えて、その名がついたそうだ。
ザ(サ)イフリボクは異名にシデザクラがあるそうだ。
「シデ」は四手或いは神手。
「シデフリ」は神官が祓えの儀に振る祭具である。
ランの仲間にサイハイランがある。
奈良県では(準)絶滅危惧種に指定されているサイハイランも同じように「采配」に似ている。

古民家の垣根に咲くドウダンツツジ。
「ドウダン」は銅の弾ではなく「灯明台」らしい。
灯明台はいわゆるローソクを灯す燭台である。

そこにやってきたベニシジミ。
真っ白な燭台にひと際美しい色が止まる。
シジュウカラが鳴いている。

イロハカエデに花が付く。
下向き加減のイロハカエデの花はとても小さい。

先週の下見では一輪、二輪の花咲きだった八重のサクラ。
この日は満開になっていた。

ヤマザクラに飛び交うホオジロ。
花弁を銜えてすぐさま落とした瞬間を見た。
傍ではアオジも囁いている。
シメもいたそうだが見ていない。

公園内ではカンサイタンポポが咲き乱れる。
セイヨウタンポポは混じっていない。
公園を出た直後のあぜ道。

レンゲの花が咲いている。
後方の黄色の花はタガラシである。

スミレが咲いている道を通っていけばアリアケスミレの群生。

遠くの方でキジが鳴く。
ようやく昼食の場に着いた。
携帯電話の万歩計が示した歩数はおよそ1900歩。
それほど遠くない距離である。
観察ははしょっていくものでなくじっくりと、である。
お腹も空いているから弁当が美味い。
心地よい風が通り抜ける昼食の場にはいつものアリジゴクがいる。

子供たちが捕まえたアリジゴクはとても小さい。

サルトリイバラの花やヒメハギが咲いている。
ヒメハギが咲いていた時期は平成22年が18日(旧暦3月5日)。

平成20年は27日(旧暦3月22日)。
平成18年も今年より遅い23日(旧暦3月26日)であった。
戻る途中で聞いた鳴き声はイカル。
素晴らしい声に惚れ惚れする2200歩の春の観察会。
参加者が増える5月も楽しみである野遊びの自然観察会。
春の景観をじっくりと堪能させてくださった。
(H25. 4.14 EOS40D撮影)