マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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香束の地蔵盆

2017年04月17日 08時32分32秒 | 吉野町へ
吉野町の香束(こうそく)。

三茶屋の信号から国道28号線は佐々羅へ抜ける道。

ここら辺りは幾度となく車を走らせた街道である。

午後6時55分に通っていた地が香束である。

集落が固まっている地に灯りがある。

そこには何人かの人が居る。

車から見えた地蔵さんにお供えがある。

それは立て御膳のように見えた。

車を停車させて場に近づく。

居られた人たちに声をかけて立て御膳を撮らせてもらう。

それはまさしく立て御膳。



半切りしたカボチャに串挿し。

彩り豊かに挿した野菜は赤ピーマン、ホウズキ、ナスビ、ミョウガにキュウリだった。

地蔵さんの下には祭壇がある。

ガラスケースにしているローソク立て。

ローソクの灯りがガラス板に反射して明るい。

その前にある線香は何本あるのだろうか。



赤く燃える線香に煙がくゆる。

辺りは真っ暗だが地蔵さんには電灯も照らしていた。

もうすぐやってくる村の導師が般若心経を唱えるそうだが、先を急がねばならない。

申しわけないが失礼させてもらった。

(H28. 8.24 EOS40D撮影)