これほどの賑わいになるとは思ってもみなかった「ならまち」。
行政区域にその名はない。
「ならまち」の中心部はどこであるのか・・・。
元興寺極楽坊を中心としてもあまりにも広範囲。
近鉄電車がお勧めしているならまち巡りのコースは近鉄奈良駅がスタート地点。
東向き商店街から南に歩いてもちいどのセンター街を突き抜ける。
信号を東折れして元興寺極楽坊を目指す。
そこから奈良町資料館、庚申堂、十輪院、今西家書院としていた。
奈良市観光協会がお勧めする大まかな観光コースは四つ。
文化財、満喫、昔話、高畑コースである。えらい増えたもんだが、私が初めて「ならまち」を訪れたのは随分前のこと。
一眼レフカメラなんてものは持ち合わせていない。
手でフイルムを送るパノラマも撮れるOLYMPUS TRIP PANORAMA 2のコンパクトカメラ一台をもって闊歩していた。
たまたま入手したならまちを巡るスタンプラリーシートに載っていた有形文化財、施設などを見て廻った。
走っていたのは人力ではなくマウンテンバイクに跨ってである。
そのころはマウンテンバイクに目覚めて遠出を計画していたころ。
足慣らしにあちこちを走っていた。
入手したシートは「スタンプラリーならまちウォーキング’98」ラリー。
’98の表記があるから1998年の平成10年。
その年は9月8日から9日の二日間もかけて淡路島を一周していた。
話は戻すが、ならまちを訪れていた平成10年は観光客どころか町の人も見当たらないほど簡素な状況であった。
それを長閑だとはいえない町屋の佇まいがあった。
スタンプラリーで訪れた施設は行った順に奈良町物語館、奈良町資料館、時の資料館、寧屋工房、御霊神社、ならまち格子の家、元興寺小塔院跡などなど。
24カ所の施設を巡ってスタンプを台紙に押してもらったらプレゼントが貰える。
スタンプは全カ所でなく13カ所。
それが目当てだったスタンプラリー。
主催は財団法人世界建築博覧会協会・ならまち振興財団であった。
このスタンプラリーがいつまでしていたのかは覚えていないが、翌年の平成11年に再訪したときはわりあい、というか、そこそこの人たちが訪れていた。
この日に訪れた19年後のならまち界隈に人力車夫(平成5年設立・観光人力車やまと屋奈良)が観光案内をしていた。
ここまで賑わうとは想像だにしていなかった。
「ならまち」の町づくりの始まりから現在に至る変遷は『新奈良町にぎわい構想(修正案)』に詳しい。
ちなみに撮影地は奈良町資料館の真ん前である。
先月の2月28日から開催されていた川島朱実さんの写真展は好評のうちこの日がラストデイ。
何度見てもほれぼれする写真に感動していた。
私も何度か展示をしたことはあるが、展示する写真は定型版である。
大多数は大判であるが、私は4pwオンリー。
展示するサイズはすべて同じである。
それが一般的な写真展の在り方。
尤もクラブなど団体展は若干の差異はある。
それが、だ。
川島さんの作品は定型でない。
大きな枠の中にいろんなサイズの写真で表現している。
形式に拘らない写真作品は一枚、一枚、どれをとっても見飽きない。
無駄のない写真もさることながら無駄のないような配列は縦横自由往来。
余ったわけではないが、数枚の写真は床に2枚。
細めの壁板に一枚。
これらの写真もモノを言う。
まいった、である。
(H29. 3.20 SB932SH撮影)
行政区域にその名はない。
「ならまち」の中心部はどこであるのか・・・。
元興寺極楽坊を中心としてもあまりにも広範囲。
近鉄電車がお勧めしているならまち巡りのコースは近鉄奈良駅がスタート地点。
東向き商店街から南に歩いてもちいどのセンター街を突き抜ける。
信号を東折れして元興寺極楽坊を目指す。
そこから奈良町資料館、庚申堂、十輪院、今西家書院としていた。
奈良市観光協会がお勧めする大まかな観光コースは四つ。
文化財、満喫、昔話、高畑コースである。えらい増えたもんだが、私が初めて「ならまち」を訪れたのは随分前のこと。
一眼レフカメラなんてものは持ち合わせていない。
手でフイルムを送るパノラマも撮れるOLYMPUS TRIP PANORAMA 2のコンパクトカメラ一台をもって闊歩していた。
たまたま入手したならまちを巡るスタンプラリーシートに載っていた有形文化財、施設などを見て廻った。
走っていたのは人力ではなくマウンテンバイクに跨ってである。
そのころはマウンテンバイクに目覚めて遠出を計画していたころ。
足慣らしにあちこちを走っていた。
入手したシートは「スタンプラリーならまちウォーキング’98」ラリー。
’98の表記があるから1998年の平成10年。
その年は9月8日から9日の二日間もかけて淡路島を一周していた。
話は戻すが、ならまちを訪れていた平成10年は観光客どころか町の人も見当たらないほど簡素な状況であった。
それを長閑だとはいえない町屋の佇まいがあった。
スタンプラリーで訪れた施設は行った順に奈良町物語館、奈良町資料館、時の資料館、寧屋工房、御霊神社、ならまち格子の家、元興寺小塔院跡などなど。
24カ所の施設を巡ってスタンプを台紙に押してもらったらプレゼントが貰える。
スタンプは全カ所でなく13カ所。
それが目当てだったスタンプラリー。
主催は財団法人世界建築博覧会協会・ならまち振興財団であった。
このスタンプラリーがいつまでしていたのかは覚えていないが、翌年の平成11年に再訪したときはわりあい、というか、そこそこの人たちが訪れていた。
この日に訪れた19年後のならまち界隈に人力車夫(平成5年設立・観光人力車やまと屋奈良)が観光案内をしていた。
ここまで賑わうとは想像だにしていなかった。
「ならまち」の町づくりの始まりから現在に至る変遷は『新奈良町にぎわい構想(修正案)』に詳しい。
ちなみに撮影地は奈良町資料館の真ん前である。
先月の2月28日から開催されていた川島朱実さんの写真展は好評のうちこの日がラストデイ。
何度見てもほれぼれする写真に感動していた。
私も何度か展示をしたことはあるが、展示する写真は定型版である。
大多数は大判であるが、私は4pwオンリー。
展示するサイズはすべて同じである。
それが一般的な写真展の在り方。
尤もクラブなど団体展は若干の差異はある。
それが、だ。
川島さんの作品は定型でない。
大きな枠の中にいろんなサイズの写真で表現している。
形式に拘らない写真作品は一枚、一枚、どれをとっても見飽きない。
無駄のない写真もさることながら無駄のないような配列は縦横自由往来。
余ったわけではないが、数枚の写真は床に2枚。
細めの壁板に一枚。
これらの写真もモノを言う。
まいった、である。
(H29. 3.20 SB932SH撮影)