マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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米谷町・快晴の水口まつり

2018年04月08日 09時05分34秒 | 奈良市(旧五ケ谷村)へ
天理福住の取材はお昼をとっくに過ぎるまで滞在した。

花まつりのメインイベントが始まるのは午後2時。

朝の9時過ぎから来ていたのでお腹はぺっこぺこ状態だ。

それでも福住の井之市在住のキノコ生産者のOさんが云っていた氷室神社で行われた御田植祭の杉苗は立てているという声に釣られて苗代があるハウスに出かけたが、結局は見つからず。

JAから購入した苗はすくすく育っているものの、杉苗を立てたというそのハウスの外と云っていたが、外も内部もない。

見落としたのか、それとも・・・。

諦めて西名阪国道の五ケ谷ICを出て米谷の苗代に向かう。

二日前の21日に遡る。

21日に苗代作りをされた村神主のTさん。

どのような具合に苗代の水口まつりをされたのか、その日に宮総代のOさんが立てたところから、それほど遠くない苗代場に向かった。

そこは西名阪国道を跨る「八丁坂跨線橋」のすぐ傍にある。

探してみたがお札がない。

イロバナもない。

田主の村神主にそのことを伝えたら「忘れていた」だった。

それから二日経った23日であれば、たぶんにあるだろうと思って立ち寄った「八丁坂跨線橋」のすぐ傍。

車から降りて下にある白い幌を見る。

あるにはあったが幌の向こう側であった。

苗代田は鹿垣で防御している。

鍵を開ける了解をとっていないので遠目から撮る。

なんとか見えたウルシ棒に挟んだお札とチンチロ付きの松苗である。

お札は2月1日に行われた小正月と2月4日の薬師さんのオコナイのお札であるが、いずれか一枚を苗代に立てる。

もう一枚は田植えのときに立てると田主の村神主が言っていたけど・・・画像では検証できない。

(H29. 4.23 EOS40D撮影)